帰郷の作品情報・感想・評価

「帰郷」に投稿された感想・評価

戦争は無益だ。わかっていても、祖国のため、勲章のため、踊らされる。
最後の高校生へのスピーチが心打たれた。でも、こんなこと言っちゃっていいの?

という反戦がテーマなんだろうけど、どうしてもアメリカらしいカンタンに体を開く女の方が問題なんじゃないの?と思ってしまう。少なくとも、ボブ夫婦は平和でいられたんじゃん。そこはほとんど問題にされないのね。

戦争に行って、幸運にも生きて帰ってこられても、みんな病んでいる。

海岸やベッドシーンもきれいだし、最後の講演会のスピーチも、ボブが怒鳴る修羅場も、熱が伝わってくる。見応えのある1本でした。
DamKeeper

DamKeeperの感想・評価

3.5
名作ですが、ストレート過ぎて、ん~て感じです。

感情移入出来るキャラが実はブルース・ダーンで、ジョン・ボイトは結構ステレオタイプ。

曲もダダ漏れじゃなく、ここぞという時に流して欲しかった。

反戦とフェミニズムは別のテーマですね。ジェーン・フォンダらしい。
玩具

玩具の感想・評価

4.5
ストーンズ、サイモン&ガーファンクル、ビートルズ、ディラン、バッファロースプリングフィールド、いちいち音楽が最高
健一

健一の感想・評価

4.8
1978年 🇺🇸映画 カラー作品。

第51回アカデミー賞
主演男優賞、主演女優賞、脚本賞 受賞。


数十年以上前からずっと観たかった作品。
自身2度目のお取り寄せレンタルにて。

かなり前の作品なので 当然劇場では観てないのだが、小学校にも上がる前だと思うが、母と姉と三人で何かの映画を観に映画館に行った時に本作の予告編を見たのだけは何故か鮮明に覚えている。

幼いながらも車椅子に乗った🇺🇸人男性と車椅子を押す女性の姿が強く印象に残っている。
40年以上前に見たほんの一瞬のワンシーンなのに・・・


海兵隊大尉である夫をベトナムの最前線へ送り出した妻サリーは、基地内の病院でボランティアを始める。
そこで 学生時代の同級生ルークと再会する。
ルークはベトナムで下半身不随となり車椅子での日々を送っていた。
ルークとサリーは互いに惹かれ合い愛し合うように。
そんな中、戦地から夫が帰還してくることに・・・

いやぁ〜〜素晴らしい!
本当に素晴らしい作品でした。

戦地から帰還し、負傷したルーク。
夫を戦地へ送る妻サリー。
戦地で戦闘真っ最中の夫。
誰が悪い訳でもない。偶然に再会し愛し合っただけ。でも夫は裏切れない。彼女の生活を壊したくもない。
全てが この不条理な戦争のせいだ。

'70年代後半頃には本作のような反戦映画が多く作られていた。
この年のアカデミー作品賞は同じく反戦映画の「ディア・ハンター」だったが、私は本作の方が好きだ。

本作でオスカーを受賞したジェーン・フォンダとジョン・ヴォイトのカップルが本当に素晴らしい演技を見せてくれる。

もっと早く観れば良かった。
でもまぁ 今回ようやく観れたので良しとしよう。

まだまだ観てない名作。
いっぱい ありそうです。
ちょっと距離を置いて描かれる反戦映画
直接の戦闘シーンは皆無、でもベトナム戦争が無ければ、あるいはアメリカが直接加担しなければ、こんな事にはならなかった人々が多数登場する
負傷して半身不随となった帰還兵はリハビリの場で同級生の女性と再会する 
夫を戦場に送り出している女性は、やがて帰還兵に魅かれ関係を持つ
しかし帰還兵は反戦を謳う言動から当局にマークされていて、ふたりの関係は盗聴、盗撮される
そして帰還した夫は精神を病んでいて、最後にはひとり海に入ってゆく…
何とも残酷なお話を、ハル・アシュビーは無理やり深刻化せず淡々と静かに語り続ける
半身不随の帰還兵を演じるジョン・ヴォイトは長髪で二枚目
悪役やら黒幕やら、そんな役柄が多い最近の彼からは想像出来ない爽やかさも見せる
ジェーン・フォンダは当時反戦運動に直接関わっていた行動派
それとは裏腹な感情を押し殺した抑えた演技を披露している
ふたりのラブシーンは切なく悲しく、ちょっと他に例がないほど生々しい
両者が揃ってアカデミー賞を受賞したのも納得出来る
一方、ブルース・ダーンは何だかこんな役ばかりで気の毒ながら、壊れた男役なら任せて安心(笑)
いや、ホント気の毒ですが
バックに流れるストーンズやビートルズ、ジェファーソン・エアプレインなどの楽曲が薬味としての効果大
LaserCats

LaserCatsの感想・評価

4.0
久々にいい映画観たわ~!という満足感を得ました。
苦しんで自ら命を断つ理由がベトナム戦争だなんて人生がもったいない、というようなことを言っていたのが印象に残りました。
心の通った美しいラブストーリーでありながら、しっかりとした反戦映画であり、しかもそれが押しつけがましくなかったです。
ジョン・ヴォイトはもちろん、今までちょっと苦手だったジェーン・フォンダの素晴らしさにもやっと気づけました。
mh

mhの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

戦争後遺症についての人間ドラマ。
邦題大げさだけど、「COMING HOME」の明るい響きのほうがこの映画にあってる気がする。
Beatles、ローリングストーンズ、サイモンガーファンクル、ジミヘン。当時のヒットチューンがノンストップで流れてる。これ、サントラ、どうなってんだろ。
オスカー、カンヌ含む主要な映画賞をとりまくってるけど、いま見たら、ピンとこない。
多様性尊重の現代にそういう映画が流行っているように、当時の風潮的に反戦メッセージが明確なものがもてはやされたんだと思うんだけど、実際はどうだったんだろうか。
個人的にはスクールカースト一軍同時でくっつくのって、テーマがぼやけてしまうのではないかと心配になった。あきらかに二軍っぽい旦那さんはふんだりけったり。そんな旦那さんの締め方だけ力技なのが面白かった。
確かにジョン・ヴォイトの反旗には心打たれるけど、ブルース・ダーンの負荷がデカすぎる気が…
じえり

じえりの感想・評価

2.9
女性陣の髪型と服装に時代を感じる

ベトナム戦争
馬鹿げた戦争で負傷した人達
そんな事までボランティアしちゃダメでしょ
で帰ってきた夫に愛してるなんて言っても…そうなっちゃうよって結末

born to be wild
ねぎお

ねぎおの感想・評価

4.0
反戦映画‼️
ベトナム戦争の負傷兵、帰還兵の声として社会にメッセージを送る作品。

要はベトナム戦争はくだらないということ。

登場する人々は必ずしも愛される人ではないかもしれない。面倒くさい人もいる。
でも皆しなくていい戦争で傷付き混乱し、戻ってみたら社会から拒絶された被害者。

これは「ディアハンター」ですね。形は違うけど。

監督ハル・アシュビーと撮影ハスケル・ウェクスラーは「夜の大捜査線」(ハルは編集で参加)から気心知れた仲間です。

そしてハル・アシュビーは戦争や体制、そして映画の現場ではスタジオ側と戦って来た方。若くして肝臓ガンでお亡くなりになってしまいました。

最後のジョン・ヴォイトの学生に向けたスピーチが・・カットバックされるボブの浜辺。流れる「once I was」の歌詞に泣きますよ。
Once I was a soldier
and I fought on
foreign sands for you
Once I was a hunter ・・・
最後指輪外すの、アドリブだそうです。


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アカデミー受賞作品を観よう143(1978年第51回脚本賞/主演男優賞ジョン・ヴォイト/主演女優賞ジェーン・フォンダ)
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