そうか、ジョン・フォードが撮りたいのはこういう物語なのかと知る。
船の上でのお話ももちろん良いが、やはり船を降りてからのジョン・ウェインを故郷に還す/還さないのやり取りが面白い。
スクリーンプロセ…
・雨風の演出がすごい。ハリケーンもすごいけど、ラストの出航前のつむじ風もいい
・白黒で重さとか過酷さがある
・船室に灯りひとつがいい。そこに何人もの男たちが身を寄せてるのがいい
・暗い船室で病気の船…
いやぁ最高だなぁ。フォード。世界一。
一抜けしていい男のとこいく
映画になってる瞬間しかないのがすごいなぁ。
照明素晴らしい。黒が素晴らしいけど、ノワールにはならない。
狭い空間の演出
最後、…
1940年に撮られたジョン・フォードの作品と言えばアカデミー賞を受賞した怒りの葡萄があるが、同じ年に撮られたこの作品もその代表作に負けず劣らずの力作となっていた
この作品は過酷な環境で生きる船乗り…
船の上で出会い離れていく男たちの終わりなき船旅。彼らはは挨拶代わりに殴り合い笑い合う。諦念、希望、生死、フォードにしか具現化できないであろうスケール感。戦闘機を映さずとも世界の広がりは十分伝わる。
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