久々銀塩上映。冒頭のニヒルなお姐さんにカックEと心を持ってかれました笑 西部劇かぁとか言ってこの監督を観てこなかった事を猛省中。
ボロな輸送船でドイツ軍の網の中にしかも丸腰で爆薬を運ぶつう…ふっざ…
厭な話だなと思ったら暗黒劇作家ユージン・オニールの原作だった。スパイ疑惑のくだりにおける闇と光の撮影がバキバキ過ぎるグレッグ・トーランドも流石。上陸後の酒呑む呑まないの駆け引きが怖いし面白い。酒の怖…
>>続きを読むジョン・フォード作品をフィルムで初めて観たが、艶が桁違い。
グレッグ・トーランドの撮影が素晴らしい…陰影、コントラスト…フィルムノワールばりの暗さで、霧が出てくると眠たくなってしまうほどに。
キャッ…
✔『果てなき船路』(3·9) 及び『3悪人』(4·1)『三人の名付け親』(3·6)▶️▶️
個々のフォード映画について、どうのこうの品評·断定する事が苦手だ。いっぱいいるフォード映画ファンの中に…
スパイを疑われたイアンハンターの手紙を読む件がすごい……、いたたまれずその場を退く者がいたり、トーマスミッチェルが、こんなの読むべきではなかった……って。食っていくためにジョンウェインのことを仕方な…
>>続きを読む過去作の『大空の闘士』と同じで、次から次へと事件が勃発するスタイルの映画である。このパターンだとエピソードが散漫になりがちで、どうかなぁと思っていたが、嵐のシーンのショットはさすがで、素晴らしいロー…
>>続きを読む見えない規則によって海に幽閉される男たち。船室のライトが消えて、手前一人の男にだけ光が残る。一人が残る、という状況は至る所で繰り返されている。最初のシーンではみんな同じように左側を見ていたのに。
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ジョンウェインがとにかく若いし、若者、として出てきて、物語通じて 傍観者であるのが新鮮。前半と後半で話が変わる。各キャラクター好きなところも嫌いなところもあるといった趣。閉塞感を観客と共有することに…
>>続きを読む濃い陰影がことのほか美しい。船中は勿論のこと下船してからのしとどに濡れる石畳を行ったり来たりする陰影もまた素晴らしかった。全体に暗い色調なのでスクリーンで観られてよかった。殴り合いも相変わらず笑っち…
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