果てなき船路に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『果てなき船路』に投稿された感想・評価

koss

kossの感想・評価

3.7

ジョン・フォードがF.W.ムルナウに学んだドイツ表現主義がグレッグ・トーランドの技量によって実現された光と影の魔術的映画。船から湧き上がる黒煙、海の白い霧、波で濡れた甲板、雨水が月光に光る舗道、舗道…

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うどん

うどんの感想・評価

3.7
8/11@シネマヴェーラ渋谷

第二次大戦真っ只中。船乗りたちの過酷すぎる旅路。

果てしなき航路=戦争ということなのだろうか。

ラストの新聞の見出しが強烈に頭に残る...
CCC

CCCの感想・評価

4.0
嵐のシーン、スパイ疑惑からの感情の乱高下、機体を映さず描く爆撃シーン、ラストシーン。むちゃくちゃすき。あと、トマステンミッチェル含む船員達の顔がすき。
ぴよ

ぴよの感想・評価

5.0
(35mm)
光と影の映画。

濡れた甲板や石畳の煌めきが美しく、やはり陰影はフィルムでこそ活きる。

労働者への哀歌。

ジョン・ウェインが高倉健ぽい。
IMAO

IMAOの感想・評価

4.5

これは去年観逃していて、やっと観れた。
第二次世界大戦中に爆薬を運ぶ輸送船の船員たち。そこには地上(おか)では生きてゆけない男ばかりが集っている。それぞれのバックストーリーは深くは語られないが、その…

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陸に上がってから急に不穏な黒がより支配してきてヤバい

とりわけ急に殴る
Gocta

Goctaの感想・評価

-
イギリスに爆薬を運ぶ船に乗る船員たちの群像劇。面白く最後まで観れた。

嵐のシーンは「ハリケーン」同様にとても迫力があった。

ジョン・フォード論で一番感動したのは第4章「『囚われる』ことの自由」における『果てなき航路』と『周遊する蒸気船』にまつやる記述だが、それは当然本論の中で最もグリフィスとの関連で読まれるべき箇所だとは…

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フィルム上映だったからか陰影のコントラストが美しい。定位置からのショットや狭い室内でのショットなど西部劇ではなかった画を観ることができる

フォード一座の芝居を濃密に楽しめる作品。過酷な労働を強いられる船員たちの逞しさと心意気をエネルギッシュに描く。フォードは労働者、農民、先住民に寄り添う目線が揺るぎない。
グレッグ・トーランドの撮影が…

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