落葉に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『落葉』に投稿された感想・評価

なお
4.3

フレームの外の世界を強く意識させるカメラワーク
どこまでも引いていくカメラもたまらない
ワクワクが止まらない、路面電車
ベランダに出てる主人公の前の往来がたまらん
自動で樽を引きあげる機械につかまる…

>>続きを読む
4.1

ゆるロバート・アルドリッチでは…!最後の展開にちょっと泣いた。
事実に対して嘘をつくことがどうしても納得できない青年技師ニコはどこまでも不器用でかっこ悪いが、かっこ悪いことを恥だと思っていないところ…

>>続きを読む
5.0

ずーっと観たかったイオセリアーニ。
旧ソ時代の抑圧を匂わせながら、若い青年の社会デビューでの散々が静かながら淡々と描かれていてしんみりよかった。
ジョージアのワインって飲んだことないのでぜひ飲んでみ…

>>続きを読む
otom
5.0

初イオセリアーニ。事なかれ主義や欺瞞で成り立つ大人社会に対応するには強く言ってみるって事で、検閲的にはちょっとアレなのも頷ける。人の良さや若さを散々突かれてからの豹変で、そこまでの持って行き方がなか…

>>続きを読む

切ないし、やるせないし、あっけない。でも別に誰が得してるとかいう話でもなく、みんなが均質的に暗いというか、まあ均質的に明るくもあるんだけど(楽しそうに歌ってるし)、女の対応があまりにも酷くて、その割…

>>続きを読む
細部まで行き届いたテクニック満載で映画を観る喜びに触れた気がした思い出
5.0

ジョージアワインはこうやって作られます!今からこのワインの映画をやります!というイントロダクションに惹かれる。始まった物語は効率的な生産体制で品質管理が蔑ろにされるかされないか。そこに真面目で労働者…

>>続きを読む
4.2
「大人になれよ」と言ってくる人間が想像する「大人」になんかなりたくないと思っていた自分が呼び起こされた。自分もニコのように「正当だ」と言ってくれる人が欲しかった。
童貞ボーイがお姉さん2人にからかわれるとこ笑える。男に殴られて、バスで嫌な目に合ってさんざん。んでブチ切れて職場で当たり散らすのにやれやれって感じで従うおっさんたちもいい。
4.8

【成熟過程】

オタール・イオセリアーニ監督の1966年の長編デビュー作。ジョージアの伝統産業であるワイン製造を題材に、良質なワインの生産をめぐって工場側と対立する醸造技師の奮闘を描く。

〈あらす…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事