チャン・リュル監督作2本目
予想していたものと全然違った…
以前観た同監督の『春の夢』がほのぼの日常系の会話劇だったので同じのを期待したら、台詞も少なくBGMも全くないかなり静かな映画だった
…
中国のど田舎の道端でキムチを売る朝鮮族の女性と、それに群がる男たち。
愛想のない彼女だけど、片田舎で一人で女の人が子育てしてたらいろいろ漬け込まれるわな。
それを弾き返したり、巻かれたり。
じ…
これもまた、シネフィル的自意識が前景に押し出されてしまっているつくりなのだけど(特にその、類型的と言っていいほどの、フレーミングの大学生的センス…)、まあそういうことを抜きにしても、どうにかして美に…
>>続きを読む悲しみしか残らなかった。
この作品、何を訴えたかったんだろう。
ほんと、
悲しみしか残らない。
悲しみを抱えた観客を作ったまま、
監督はどこに行ったのだろう。
あたしはね、この主人公に死んでほ…