チャップリンの制作スタイルがまだ質より量だった時代末期の作品。
戦後のハリウッドに吹き荒れた赤狩りによってチャップリンは国外追放の憂き目を見ましたが、今作はその根拠の一つとして指摘されたそうです。
…
チャップリンが「犬の生活」以降の綺羅星の如き名作傑作群を連発する以前の代表的な一編。ペーソスこそあまりないけれどドタバタ喜劇としてしっかり面白い。貧しき者を見下げ虐げる世界のありようと、彼らに手を差…
>>続きを読む★★★liked it
『チャップリンの移民』 チャールズ・チャップリン監督
The Immigrant
24分ショートフィルム
アメリカに向かう移民が乗った船の上で起きる
美しい女性との…
観ているこっちまで酔ってしまう冒頭の映像は『ブルックリン』を彷彿させるものだった。
本作を観ていてふと頭に浮かんだワードは”share”。チャップリンが食料や金銭をshareしている姿をはじめとして…
実は曰く付きの問題作 「チャプリンの移民」
後の52年、この映画でチャーリーが管理局員を蹴とばすギャグが反米思想なんてこじつけも甚だしい理由で赤狩り対象となったそうです。
本当にアメリカってHYS…