『裏切りのサーカス』と同じく、ジョン・ル・カレの小説を原作とした、冷戦時代の激渋スパイ映画(モノクロ作品)。邦題がなぜか原作と微妙〜に違う。
ジョン・ル・カレ作品の面白さは、「スパイという専門職」…
スパイの世界は、ご都合主義で、シナリオが明かされることはない
「俺が知らないはずがない」って、本当に真実を知らされていなかった
巻き込まれて、完全に捨て駒にされたナンが哀れだったが、無情な世界に生き…
スパイというより「工作員」という言葉が合いそうな内容。結構目立つことをやるし、あまり大事にされてない。他のスパイ映画で描かれる「イケメンで女性を上手に使って、超絶アクションで任務をこなし、華麗に姿を…
>>続きを読むスパイの世界にキレイごとなど一切存在しない、そう言う事を淡々と描き切った元スパイの作家ジョン・ル・カレ原作のスパイ映画。
実は2度ほどレンタルで観て、動向を追うのがしんどくなってリタイアしていた過…
駒とか犬とか、簡単に言うけど、そんな生半可な覚悟でできる仕事じゃない。自分の死が絶えず自らのすぐ側にあるというのに、それをコントロールするのは他者でしかなく、自身の力が全く及ばないところにある。さす…
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