隠された記憶の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『隠された記憶』に投稿された感想・評価

3.3

黒沢 清のキュアほど不気味ではないけどそれに近い雰囲気

いくつかのモヤモヤだけが残って後々ジワジワくるタイプの映画だけど
仕事場のトイレでの会話シーンがすごい生々しくて多分この監督ドロドロヒューマ…

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3.3
差出人不明のビデオテープ誰が何の目的で?のキャッチフレーズ。カンヌ映画祭監督賞など3部門🏆らしいが、私には何処がと思わせる作品、この作品程多分記憶に残らないと自信がある。残念な作品。
3.0
I’m not immune to his tastes of films I guess. (except for few films)
4.2

【鑑賞メモ】
今回気づいたこと
ハネケはDVDの画質で見るのが一番不穏で良い。

DVDジャケットには「衝撃のラストシーン」的な文句が書いてあったものの、これは正直だいぶミスリードな気がする。この映…

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ビデオテープという記憶を外在化させるメディアと、疾しさという超自我的な視線。知的な演出のおかげで「見ること」のサスペンスがずっと持続するのだけど、それ以上のものでもないような。

 「お前にこれを見せたくて呼んだ」

 自宅の様子を盗撮したビデオテープと奇妙な絵が届けられた一家のお話。

 スッキリする結末を望んでいる人にはおススメできない。監督自身が、鑑賞者に考察させるよう…

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4.1

サブスクなさげなミヒャエル・ハネケ作品初体験
大学の図書館にあったから観た
これはシブい
ずっと不穏な空気だし過去の映像めっちゃ怖い
そういうのないと思って構えてないとビビるシーンが何個かある
主人…

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見終わった時何故か母親のことを思い出して恋しくなってしまった。私にも隠された記憶があるのだろう。罪悪感からなのか申し訳なさからなのか。自分視点でも相手視点でも無い客観的な定点カメラがただ事実を映し出…

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観ていると感情をじわじわ蝕む毒のようだったり、この苦味を忘れないよう警鐘する薬のようだったり
5.0

本当見事なくらいの嘘と隠蔽のバランス。
正直全てを理解できたわけではないけれど、かなり突っ込んでる内容でさらにそのニュアンスも日常に潜む偏見レベルに落とし込んでるリアリティがすごい。

この人種に対…

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