隠された記憶の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『隠された記憶』に投稿された感想・評価

フランスのミステリーサスペンス作品。
テレビの司会者である主人公とその妻の家に自分たちが盗撮されたビデオテープが届くという気味の悪いスタートから物語は始まります。
妻役にはジュリエット・ビノシュ。

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"Cache"なんてタイトルに意味ありげなヴィデオづかい、やだねえ。謎とき(およびその見せかた)がつまらない場合、「中央の空虚にたどりつくのみ」という意味で玉ねぎを一枚一枚むいていく行為に当然近いの…

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3.7

一人称気味の編集点のあるシーンを観ているとそれが実は録画であったことが分かりギョッとした。劇中の番組を編集している場面もわざわざ差し込まれるように、編集そのものに意識が向けられる。
全くカットを割ら…

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3.0

衝撃の結末とか書いてあっても、そんな単純なもんでもないでしょう。単純に犯人があの2人ってわけでもないだろうし、そんなことよりも、やましさとかアルジェリア虐殺とか国に対してとか、いろいろ物申したいんだ…

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しば
4.2
こんな作品を撮るならハネケ監督の映画もっと観なきゃいけないと思わされた

アパートのシーンとエレベーターの鏡ショットは秀逸

植民地やメディア批判をこうフィクションに取り入れるのかと勉強になる

ミステリー調の話だし伏線も張るし最後が見逃せないみたいな煽り文句もあったけど犯人もいるんだけど、ヒントもほとんどなく正解を教えてくれないのがハネケ流。
ハネケ監督自身がどのインタビューでも映画の解説…

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はた
3.8
驚くほど冷たく残酷で、ラストの衝撃はどんなホラー映画よりも残酷。

何も解決していないのに、痒いところに手が届くようなレベルでヒントをいくつか与えているのが非常に意地悪。
muscle
-

謎に見ていなかった。確実に黒沢清のCUREを見ていたのではないのかって思わせる自殺シーン。
ハネケのこの感じ、久々に見るとぜんぜん許せる。ランティモスとかアリ・アスターではなく、ハネケが流行ってきた…

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ROACH
4.2
『CURE』のでんでん扮する警官が同僚を射殺するシーンに匹敵するレベルの魅力的な人死にがあって痺れた。
BE
-

ファニーゲームほどのインパクトはないものの、しっかり嫌な感じ。
アルジェリアとフランスの政治的なメタファーは、言われてみればそうだなという感じ。
DVDに衝撃のラストと記載あるが、別にそんなに衝撃で…

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