物語が進むにつれ面白さが増してきた。
最初から映像や画角が芸術的で綺麗。
政治的な概念があるので出だしは少し内容難しく思った
とはいえシンプルな物語でもある。
ファシストの集まりみたいな中でも地位…
若き日のベルトルッチが、性と政治の危険な関係に切り込んだ問題作
原題は「暗殺の森」ではなく「順応主義者」、順応主義者になれない男の話。
ヴィットリオ・ストラーロによるスタイリッシュな撮影が素晴ら…
正常な生活、を求めてる
「真面目すぎて真面目じゃない」本当に台詞通りの人間ている。主義思想の仮面を被った普通の人間、周りの様子を窺って生きてる。イデオロギーのない世界てすごい幸せかもしれない。イデオ…
原題はconformistの意味らしく、内容そのまんまでわかりやすい
ファシストの未来派っぽい無機質な感じの北イタリアの陰鬱さや、夜や森の中といった全体的に暗い場面が多めで、プラトンの洞窟の比喩の…
計算が尽くされた美しいショットの数々に驚いた。
特に印象的だったのは、洞窟の囚人の話をしているシーン。
マルチェロとクアドリが室内の光と影を出入りする。どこにいて何を選択するかで、人の在り方が光にも…
静寂の森のシーンが美しくて忘れられません。目を見はるとでも言うのでしょうか。正直登場人物たちが何をやってるのか何をしゃべってるのか全然理解できなかったんですがこの森のシーンだけとっても凄い作品だと思…
>>続きを読む自分が撮りたいと思う憧れのショットがいくつもある作品だった。
車窓の奥に広がる色づいた空と海や港町、ブレードランナー的な近未来を彷彿とさせるモダンな空間の捉え方、そのどれもが完成されていると感じた。…