初鑑賞
第二次大戦前の作品だが十分楽しめた
斑の子犬が良い役割
「キスしてと若い女性から望まれラストに時間がないキスしてと恋人にせがむ」、好きなシーン
若いギャバンが色男でモテる役には驚く
もう既に…
「年寄りが恋に落ちるとどれだけ哀れか分かるか?自分でも嫌になる」と言いながらミシェル・モルガンに迫る老醜ミシェル・シモン。
自虐する通り哀愁もあるが、それを塗りつぶす勢いで気持ち悪い。
あれではジャ…
ジャン・ギャバンの「望郷」みたいに悲劇的な結末。あの映画よりペシニズムは少なく、しかし逃れられないような暗さがある。戦争に入る頃の暗さが漂っている。
ラストシーンは「勝手にしやがれ」を思い出させる。…
今作の白眉の一つはジャン・ギャバンとミシェル・シモンの決闘シーンだと思いますが、対位法が印象的に使われています。ルノワール『牝犬』やデュヴィヴィエ『望郷』のように30年代フランスの詩的レアリスムの作…
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