霧の波止場に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『霧の波止場』に投稿された感想・評価

取るに足らない卑劣さによって運命が支配されてしまうことの儚さ、美しいラストシーン
gena
3.8

マルセル・カルネ監督の悲恋&ノワール。恋人を養父(ミシェル・シモン)に殺された少女(ミシェル・モルガン)が逃亡兵(ジャン・ギャバン)と愛し合うようになるのだが、善人な逃亡兵には波止場は地獄の入り口だ…

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tomoko
3.9

ジャン・ギャバンのことだから悲恋なのはわかっていた。わかっていたけど面白かった!30年代のフランスは金持ちも貧乏も違ったオシャレな感じがあって好き。モルガンの力強い目、ギャバンの悲しくてどこか陽気な…

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3.5
素晴らしい映画。
プレヴェールの脚本が秀逸。
キャストは豪華で煌びやかながら哀しみの物語。しかし脇役に光る人々の表情が明るくてクラシック映画の醍醐味。
3.8

霧の深い港町ル・アーブルで起こる追い込まれた2人の男女の悲恋。戦争直前の閉塞感をベースに行き場のない人間を描いているので終始暗いが、台詞が深くて字幕をしっかり読み込んでしまう。

34才には見えない…

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このレビューはネタバレを含みます

タイトルにまたもや波止場がついた作品

なんとなく波止場、となると旅や放浪、彷徨いの人が行き着く印象があって
今作はまさしくな感じ

そこで出会う人々、女性、そして犬

その結果で展開する物語なわけ…

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3.6
2023年の再見22本目。 初見から12年。 今回は初見とは全然見方が違って、これは「ファムファタール」もので、17歳の女が「・・・の男を見つけて利用した」というだけの話のように思いました!
milk
4.0
犬が印象的。
ジャン・ギャバンこの時34...??若く見えない。。褒めてますよ。ゴダールのようなラスト。恋愛映画のいろはがこの中にある感じ!
3.3
映画史の勉強。
なんとも言えずすごくよかった。
逃亡兵と港町の人々。詩的リアリズム。
ジャック・プレヴェールの脚本の雰囲気の独特さ……字幕越しでも感じる。『王と鳥』も彼だったんだね。
マルセル・カルネ=ジャック・プレヴェールの傑作。このコンビが「天井棧敷の人々」を生み出す。美術はトローネル。音楽モーリス・ジョベール。
有楽町スバル座にて

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