霧の波止場に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『霧の波止場』に投稿された感想・評価

3.6
2023年の再見22本目。 初見から12年。 今回は初見とは全然見方が違って、これは「ファムファタール」もので、17歳の女が「・・・の男を見つけて利用した」というだけの話のように思いました!
milk
4.0
犬が印象的。
ジャン・ギャバンこの時34...??若く見えない。。褒めてますよ。ゴダールのようなラスト。恋愛映画のいろはがこの中にある感じ!
3.3
映画史の勉強。
なんとも言えずすごくよかった。
逃亡兵と港町の人々。詩的リアリズム。
ジャック・プレヴェールの脚本の雰囲気の独特さ……字幕越しでも感じる。『王と鳥』も彼だったんだね。
マルセル・カルネ=ジャック・プレヴェールの傑作。このコンビが「天井棧敷の人々」を生み出す。美術はトローネル。音楽モーリス・ジョベール。
有楽町スバル座にて

初鑑賞
第二次大戦前の作品だが十分楽しめた
斑の子犬が良い役割
「キスしてと若い女性から望まれラストに時間がないキスしてと恋人にせがむ」、好きなシーン
若いギャバンが色男でモテる役には驚く
もう既に…

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「年寄りが恋に落ちるとどれだけ哀れか分かるか?自分でも嫌になる」と言いながらミシェル・モルガンに迫る老醜ミシェル・シモン。
自虐する通り哀愁もあるが、それを塗りつぶす勢いで気持ち悪い。
あれではジャ…

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4.0
脚本のジャック・プレヴェールによるセリフを噛み締めながら見た。プレヴェールの詩がいつも優しいように、ジャン・ギャバンのセリフにも同じ温かみがあった。
「霧の波止場」「望郷」ラストがよく似ている、石原裕次郎、北原三枝主演 脚本 石原慎太郎の「俺は待ってるぜ」は このふたつの映画を想出させる、男たちは湊で女に出会い癒されまた霧の中に消えてゆく。
JaJa
3.5

ジャン・ギャバンの「望郷」みたいに悲劇的な結末。あの映画よりペシニズムは少なく、しかし逃れられないような暗さがある。戦争に入る頃の暗さが漂っている。
ラストシーンは「勝手にしやがれ」を思い出させる。…

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3.8

今作の白眉の一つはジャン・ギャバンとミシェル・シモンの決闘シーンだと思いますが、対位法が印象的に使われています。ルノワール『牝犬』やデュヴィヴィエ『望郷』のように30年代フランスの詩的レアリスムの作…

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