まず単純に1989年のイランの映像資料として面白い。
ペルシア語なのか「チッ(いいえ)」っていうのも興味深い。
ほとんどの子供たちが罰と称して親にぶたれていた。そして罰は受けるが、褒美を知らない。親…
宿題の映画
本当に終始宿題についてインタビューしている
ただ、そこからイランの教育システムがはっきりと浮き彫りになる。
罰といえばぶたれること
そう答える子どもが多かった
イランの教育システム…
監督が学校で子供たちになんで宿題してこなかったのかとか、誰に宿題見てもらってるのとかひたすらインタビューしていくだけのめちゃシンプルな構成なのに、イランの教育とか家庭の問題が浮き彫りになっていって凄…
>>続きを読む「なぜ宿題をしてこなかったのか?」
たった一つの質問から子供たちの生活に潜む影やイランという国が抱える問題が見事に浮かび上がってくる。果たしてどのようにこの企画を通したのか。彼にしかできない演出芸ば…
理不尽。
不安が連鎖していて、親から殴られるから自分も子供には殴ると思う、と平然と言う少年。
全ての人に余裕が無い。日々生きていくだけで精一杯で、苛立ちを子供にぶつけている。
突然泣き出してしまう子…
イランの教育問題に切り込むキアロスタミの今作は宿題を忘れた子供達をカメラの前に立たせ、宿題を忘れた理由について聞いていく、というシンプルなもの。
しかし、その過程でドキュメントの道筋は作られ、褒美…
「なぜ宿題をやらないのか」だけでここまで奥行き出るのか 突然出てきたド正論パパの説得力すごかった
"ご褒美"の意味は知らないのに、"罰"は揃いも揃って"ぶたれること"な子どもたち 同じくキアロスタミ…
日本の伝統を重んじる教育は自殺者を生むというお父さんの言葉、ぐうの音も出ない。正直、数十年前のイラン映画なのに現在の日本と重ねて観ても何の違和感もなかった。
自称進学校の中高に勤めて居たけど、宿題と…
(C)1989 KANOON