(2025.111)
自身の子供の学校からの宿題に関して疑問を抱いたキアロスタミ監督は、自ら学校に赴き宿題をやらなかった子供達に“なぜ宿題をやらなかったのか?”と尋ねることにする。
冒頭に“これは…
1989年、イラン、ドキュメンタリー。
小学校を訪れる監督。校庭で唱和されている文言は無邪気な内容じゃなく政治思想。これが当時のイスラム圏の教育。
イランは男女別学なので、ここには男児しかいない…
子どもたちの回答からイランの教育問題を問う的な内容なんだけど、終盤に出てくる教育に関心のありそうな男親がさすがに話の構成が上手く提言として纏まっていたので1番聞きやすく面白かった
友だちが付いてない…
チョコプラの「6年間1度も宿題をやらなかったガキ」みたいなコント思い出したが、彼らが勉強できない理由は『友だちのうちはどこ?』を観れば分かるし、あの映画も実話だったということで、二作は社会学的な意味…
>>続きを読むキアロスタミマラソン、ドキュメンタリーもあったので、ついでにと見て見ました。
当時のイランの国内状況についてあまり詳しくないのですが、子供たちを「フセインを〇せ!」と唱えさせる光景は、事情もあるとは…
キアロスタミ監督作、気になって観た。
質問に答える子供達は純粋、正直に話してたと思う。
先生や親の答えには疑問も感じた。
お国も時代も違うので教育への向き合い方も違ってた。
純粋な子供達が純粋なのは…
このレビューはネタバレを含みます
宿題について
子供たちへのインタビュー
教師や親へもインタビュー
イスラムは勝つ!
西と東を倒せ!
フセインは地獄に落ちろ!
殴るのは7回
ピノキオ
式を理解できない子どもたち
→式に敬意…
キアロスタミによる宿題に関するリサーチ映画
全編ほぼインタビュー
「宿題はやってきた?」
の問いからイランの教育問題、家庭問題にメスを入れる異色の映画
当時のイランの情勢は分かるけど
そんな面…
(C)1989 KANOON