まあ、どいつもこいつも下衆な人間ばっかりの良い意味で中身の濃い〜映画だった。
テンポのいい台詞回し、独特のカメラアングル、印象的な能囃子(よぉ〜ポン♪)を使ってスクリーンに引き寄せる川…
若尾文子映画祭のスケジュールをチェック。
未見の作品を確認し優先順位をつけていたら、ネトフリに落ちているのを発見。
あぶく銭を掠めとる詐欺一家と若尾文子。
ポン・ジュノがきっと影響を受けたのは間違…
ブラックユーモアの攻防がじわじわ面白い。
舞台と雰囲気はヒッチコックの『裏窓』のようで、団地の一室ですべてが起こる。でも、やってることはダークコメディ。登場人物全員がどこかで悪いことに加担してて、…
若尾文子を見ようと見てみたが、伊藤雄之助の映画だった。前川國男の晴海団地が舞台であるがラストまで外観を映さない、そしてその団地の一室と階段のみによって90分持たせる川島雄三の手腕に唸る。冒頭、若尾文…
>>続きを読む戦後、高度経済成長期へ向かう時代、乱立された文化的な団地の一部屋で、表面上は慎ましく生きる一家と、そこに入り込む一人の若い女。男は女を手籠めにしたい、おれの女にしたいという欲望を募らせ、女はそれを利…
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