主人公キャロル・ルドゥー(カトリーヌ・ドヌーヴ)の精神的な崩壊と孤立感を描いた演技が印象的です。彼女の恐怖や狂気が、徐々に不安感を高めます。カメラワークと音楽も、彼女の心の状態を効果的に表現しており…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
【男嫌いの女性が狂気に満ちていく】2023年76本目
姉と住む主人公のキャロルは、毎晩姉が家で不貞男と性行為をするいかがわしい音に悩まされている。
それが原因か、キャロル自身も彼氏はいるが、彼の好…
ポーランドの鬼才ポランスキーの性癖炸裂。この時代にどうこの作品を読み解けば良いのか、感想に困る。一見すれば、精神病とも思える美少女による連続殺人。しかし、現代の目で見ればドヌーヴ演じる主人公を単にサ…
>>続きを読む10年ぶりか15年ぶりかくらいに観たと思うけどさすがに細かいシーンとかもよく覚えてた。
わしもこの映画のカトリーヌドヌーブになりたい……、この映画のように狂っておしまいになりたい……みたいな憧れを…
お人形さんのような美しいカトリーヌ・ドヌーヴ、ゆえにキモ男が寄ってきてしまうのか…。
効果音とカメラワークが古いのだけど、とても良かった。
うわー性的搾取ものじゃんと思うけど、当時はそういう視点で…
目のクローズアップから連なる、顔の半分だけが隠れるオープニングショット。キャロルに秘められた悪意/狂気/衝動が始まりからむんむんと示唆される。
映画の中では、空間や時間が無限に伸びたり縮んだりする…