黒い眼のオペラに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『黒い眼のオペラ』に投稿された感想・評価

FeMan
3.1

同監督の初期三部作は好きすぎるが、この作品はやはり芸術性の高い路線に行ってるから好きにはなれない。
同監督はだんだんと現代アートの方向へと行ってしまった作家。

ペドロ・コスタも言っていたが、映画監…

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3.3

ツァイ・ミンリャンは役者の扱い方が上手いし、リー・カーションの演技は相変わらず惹きつけられる。植物人間という難しい役どころを演じられるのは監督と俳優の信頼関係が築かれているからだと思う。映画を観てい…

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東京フィルメックスのクロージング上映。タイトルは「黒眼圏」だった。リー・カーションがチェン・シャンチーと彷徨する。そして辿り着いた場所は…。これで118分。退屈かといえば、そんなことはない。不思議な…

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この映画と比べると、台詞にしろカメラの置き方にしろ日本の映画がいかに説明的なことか。
埃っぽい家屋、暗闇が強調される廃墟、煙に包まれた街並み。
水に浮かぶベットのごとく、流れる風景を楽しみたい。
Omizu
3.7

【第63回ヴェネツィア映画祭 コンペティション部門出品】
『河』ツァイ・ミンリャン監督作品。ヴェネツィア映画祭コンペに出品され、カイエ・デュ・シネマ誌トップ10では第10位に選出された。

ミンリャ…

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眠
3.8

 やたらとマットレスを持って移動するね、この作品は。マレーシアが舞台の作品、色んな国籍の人が生活する場所。介護する人とされる人。決して裕福ではなく寧ろ貧しいだろうに、道で倒れる人間を助ける優しい青年…

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バチバチのツァイ・ミンリャン。
介護される者と介護する者、そこに確固としてある無償の愛の美しさを描いた傑作。
S
4.0

どんどん台詞が削ぎ落とされていって最終的には「退屈が大好き」状態になっているし、ベルトルッチの『ドリーマーズ』然り三宅監督の『きみの鳥はうたえる』然りツァイ・ミンリャンの“3人の男女”シリーズが好き…

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crow
3.8
よくわかんないけど、映画的色気とはこういうことかと、感じさせてもらった。

ツァイミンリャンのこのテイストがなんかクセになる。

廃墟のスケール感すごい。
あとCD屋?の後に廃墟へ向かう道中の駅のホームのような黄土色の壁の場所もすごい。
チンチンしごきも介護の一環。
でか蛾が飛び回る中の釣りは、車谷長吉の風呂桶の釣りを思い出し…

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