ツァイ・ミンリャンは役者の扱い方が上手いし、リー・カーションの演技は相変わらず惹きつけられる。植物人間という難しい役どころを演じられるのは監督と俳優の信頼関係が築かれているからだと思う。映画を観てい…
>>続きを読む東京フィルメックスのクロージング上映。タイトルは「黒眼圏」だった。リー・カーションがチェン・シャンチーと彷徨する。そして辿り着いた場所は…。これで118分。退屈かといえば、そんなことはない。不思議な…
>>続きを読む【第63回ヴェネツィア映画祭 コンペティション部門出品】
『河』ツァイ・ミンリャン監督作品。ヴェネツィア映画祭コンペに出品され、カイエ・デュ・シネマ誌トップ10では第10位に選出された。
ミンリャ…
やたらとマットレスを持って移動するね、この作品は。マレーシアが舞台の作品、色んな国籍の人が生活する場所。介護する人とされる人。決して裕福ではなく寧ろ貧しいだろうに、道で倒れる人間を助ける優しい青年…
>>続きを読むどんどん台詞が削ぎ落とされていって最終的には「退屈が大好き」状態になっているし、ベルトルッチの『ドリーマーズ』然り三宅監督の『きみの鳥はうたえる』然りツァイ・ミンリャンの“3人の男女”シリーズが好き…
>>続きを読む廃墟のスケール感すごい。
あとCD屋?の後に廃墟へ向かう道中の駅のホームのような黄土色の壁の場所もすごい。
チンチンしごきも介護の一環。
でか蛾が飛び回る中の釣りは、車谷長吉の風呂桶の釣りを思い出し…
めっちゃ良いのはわかるけど、それを上回る退屈さに勝てなかった。
もちろん上質な退屈なんだけどね、、集中力がないので、、。
この作品においては、主役はリーカンションじゃない方が良かったのでは。
ミス…