猫と庄造と二人のをんなの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 4ページ目

『猫と庄造と二人のをんな』に投稿された感想・評価

QuicalaGuy

QuicalaGuyの感想・評価

5.0
生誕百年特集 映画監督 豊田四郎

リリー(猫)のこの上ない愛らしさもさることながら、三女優(山田五十鈴、香川京子、浪花千栄子)のバトルが見応え十分。
関西弁の情緒が全編を貫く珠玉の名作。文句なし。
キャットファイト
元気でるなんか
それが香川京子と山田五十鈴ならなおさら
いつもは清純な香川京子さんが、気性の荒い強烈な女性を演じているけど、これがはまっていてとてもいいと思った。笑っているのが怖く見えるベルさんに負けてない。

「山田五十鈴生誕百年」@新文芸坐

好きだー

タイトルの描き文字からときめいちゃうな。森繁の浮世離れしたのび太みたいな役柄最高…女は嫌いじゃないけど面倒、のリアリティ。
猫の可愛がり方が「正に」でクスリでした。メロメロ。

当然のよ…

>>続きを読む
erigio73

erigio73の感想・評価

3.8
 女のヒステリーのシーンでは、ここまで騒ぐかなと少し喧しい感じがしたけど、結局、正造にも、山田五十鈴にも香川京子にも思い入れを持って見ることが出来た。

ぐうだら亭主の庄造、前妻、今の妻、そして飼い猫。
前妻と現妻の亭主をめぐる葛藤、争い。でも、そんな亭主がいちばん愛してるのは猫(雌)…
猫に振り回される3人のドラマ。

原作は谷崎潤一郎。自分の意志…

>>続きを読む
t

tの感想・評価

-

恐るべきファムファタール猫、リリーちゃんに翻弄される男女たち。猫投げすぎ。
俳優陣の演技がとにかく素晴らしいがこの話でこの尺は長い…幾度となく意識を失ってしまった。
やたらと美脚アピールが強い香川京…

>>続きを読む

まず森繁の猫の抱き方が飼っている人の抱き方で嬉しかった。山田五十鈴の素晴らしい顔芸に目が奪われがちだけど、グラフィカルなキメ絵と、マクガフィンが猫から主人公自体に移行してゆく脚本も凄い。この内容なら…

>>続きを読む
佐々木

佐々木の感想・評価

4.0

森繁のやる気が凄い。若い頃の香山京子のおかげか。ゆっくりテンポで眠くなるけど、和風スクリューボールコメディ。女を斜め見する確信犯の主人公ほか、徹底的に底意地悪く描いていて小気味いい。黒沢にこの香山京…

>>続きを読む

森繁が愛猫リリーを溺愛するダメ男のように描かれているけど、実は人間に見切りをつけて猫に学ぶ実践的なインテリのようにも見えた。

割と長い間大胆水着姿(but not sexy)の現妻(香川京子)と、…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事