ジャケ絵インパクトで気になってた作品。
ザ・昭和映画の本作は、寂れた青森の港町が舞台。
東京から逃げてきた若い男女は女の故郷でもう一度人生ってをやり直そうとするが…
東北人は必見!?
でも、東北は…
このジャケットの絵に惹かれて気になっていた作品でした。斎藤真一さんという方の絵なのですね。
同じ日本だというのに全く未知の土地です、青森。イタコさんの風習は今ではどうなっているのでしょうか。
去る女…
女(江波さん)と男(織田さん)は東京から荒波が打ち寄せる過疎の村へ。
この男がとことん自己中なクズ野郎。しかし村で出会った盲目の少女に恋をする…
心の拠り所をみつけ村に残る男と、男を失い哀愁に満ち…
ATG映画はいい。
斎藤耕一監督はいい。
何もない津軽に退屈していた男だが、結果的に津軽に故郷を見出し、シジミ漁をしてそこに根を下ろす決心をする。
それは盲目の少女を愛し、彼女の心の中に自分の居場…
「あんた、よかったわね。故郷が見つかって」←かっこいい
シンプルに映画というかドラマが上手かった。なんというか、よりファジーで泥臭いフェリーニの「道」みたいな印象を受けた。これは愛が上手くいってな…
江波さんは自分のふるさとを離れてしまう悲壮感を上手く演じていました。艶があり凛々しかったです。
織田さんは自分のふるさとから逃げてきた男。やっと津軽で生活できるはずが悲しい結果に。
中川さんは目が不…
海ってのは死の世界みたいなものをいちばん近くに感じられる場所だと思っているが、この映画で描かれる津軽の海はまさしくそういった匂いに満ちている。荒涼とした空と海、幽玄と呼ぶには余りにも虚無的な情景。絶…
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