やるせないなぁ...
活弁付きの上映で鑑賞
女性が男性に献身し続けて、それで結局身を破滅させていく、現代のホス狂なんかにも通ずる話だった。
とにかくお千にいいことがない。最後やっと宗吉が…
入江たか子の滝の白糸と似た話だが、陰影のある映像美と長回しがブラッシュアップされており、サイレント期にして溝口健二の作風が確立している。効果的な仏像のモチーフと、後半の畳み掛け具合がいい。ラストは現…
>>続きを読む 『近松物語』的な身分差メロドラマ。トラックバック/アップ、ティルトダウンを駆使したサイレント特有のある種過剰な撮影が見事。
月からワンカットで室内の祖母が捉えられる冒頭、襖の背後に山田美鈴が映し…
溝口健二監督サイレント観る
電車遅れてるのホームで待つ
医師宗吉はその昔に駅近くで
自殺から救ってくれ後も面倒
みてくれた芸者お千を回想
脚本 高島達之助 原作 泉鏡花
ヤクザ者の喰い物にされ…
サイレント期映像のほとんどが失われ、泉鏡花の世界を描いて第一人者の溝口健二監督の「瀧の白糸」と並ぶ価値ある一作であり、山田五十鈴、夏川大二郎主演のフレッシュさと人生流転の残酷さ女の悲哀が凝縮された傑…
>>続きを読むサイレント映画。
泉鏡花原作。
持ってかれる。
この映画に鷲掴みにされた。
ストーリーは悲惨な人情噺というような暗い話だが、
セット、照明、エキストラに至るまですべての役者が印象に残り、画面に映…
学問を修めるためには金がいる。その金をどう稼ぐのか。人間は、ほんとうのみじめに陥ると地べたに這いつくばって泣くのだと見せつけられる。自分たちを憐れんでくれるのは仏様だけ。折鶴が飛び立ち、山田五十鈴の…
>>続きを読むお千さんが折り鶴ふうっと飛ばすだけで泣けてくる。
瀧の白糸で入江たか子が兼六園で強盗されるあたりの一連も良かったが、妄想病棟での山田五十鈴の身体性。あっちとこっちの狭間にいるモノの幽玄をみた気がした…