てかなんで学資もないのに上京したんだろう、書生になった時点でお千のこと探しに行けよ(笑)17歳にもなって、お千がなぜ急に金を稼ぐようになったのか分からないところにも、終始夏川大二郎にいらいらしていた…
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原作:泉鏡花「売色鴨南蛮」
〈活弁入り〉
悪党に喰い物にされ悲惨な人生を送っていたお千の前に現れた医者を志す貧乏学生。勉学を続けさせたいお千は彼を支えようと自身の身までも犠牲にしてしまい、それが元…
レビュー1000本祭りの1作目は泉鏡花原作、邦画を代表する巨匠、溝口健二監督のサイレント映画で「千」のつく『折鶴お千』にしました。
溝口監督のサイレント最後期の作品で、既にヒロインを容赦なくいじめ試…
横浜シネマリン「柳下美恵のピアノdeフィルムvol.6 サイレント映画35ミリフィルムを当時の映写速度で上映×ピアノ即興生伴奏(詩情溢れる繊細な演奏が映像に合い素敵だった。結局男に搾取される人生で見…
>>続きを読む5/5@新文芸坐
今にも命を断とうとしていた少年に声をかけ保護する女性。
愛する男のために身を墜としていくという構成はこの前に観た「瀧の白糸」とよく似ている。
ラストシーンの描写が凄まじい。こ…