マイケル・ナイマンが2002年に付けた音楽が、あまりに作品の本質的を捉えて、全能感と狂躁感を駆り立ててくるので、やっぱり「映像」より「音」の方が、映画のエモーショナルに対して支配的じゃねーかと思った…
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【眼】
16コマ上映なので100分ほど、初見ほどの衝撃はないにしろフィルムと鳥飼さんの演奏付きの鑑賞体験は格別。
この映画を前にフォルマリズムとリアリズムの二項対立を前提に論じるのが最早…
いやはや驚きました。1929年が現代に感じられます。カメラを通してみた男の映像は様々な技法をか活用した冒険活劇にもみえますが、人間そのものが描かれています。
当時の世相を扱うドキュメンタリーとしても…
三脚と手回しカメラをもった男性が、ロシヤ中をまわりながら映像を撮っていく。
『
・この映画は、眼で見える現象を映画で伝える実験
・キャプションなし
・スクリプトなし
・演劇なし
・演劇や文学の言語か…
フィルムに付いたたくさんの傷が、百年前のひとつの透明な回転の存在を、人が目視できる物質にまで落としている?
片目をつぶって、もう片方の目で街中を牛乳瓶越しに覗きながら一日を過ごしていたら、顔からく…
ジガ・ヴェルトフの伝説的なドキュメンタリーサイレント映画
路面電車や電話など映っているものは確かに1920年代のソ連の日常だけどあまりにも映像がスタイリッシュかつ画期的すぎてとてもその当時に撮られ…