つながれたヒバリに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『つながれたヒバリ』に投稿された感想・評価

社会主義体制下のチェコにおける抑圧された自由と恋愛。
ユーモアとシニカルの交錯。

メンツェルの原点にして頂点「厳重に監視された列車」ほどの衝撃はないが、本作にもしっかりチェコヌーヴェルヴァーグとし…

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 抑圧された世界のなかでも、人間は、美しく生きることができる。
 小さな結びつき、心が通い合う瞬間のハッとするような美しさ。観ているこちらまで、心が温かくなってくる。そこに至るまでに、小さな出来事が…

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工事全景,1948.2世変,労働者実権支配,ブルジョワ罪滅ぼし,名誉の労働,青空床屋,鋼鉄生産,思想改造,元教授,元検察官,元金物屋,元理容師,元サックス奏者,元牛乳屋,元コック,撮影,スト,195…

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このレビューはネタバレを含みます

なかなか良かった。

鏡を使って光を当てるイチャイチャ行為が最後すごく良い感じに使われててめちゃ良い。
状況的には辛いし、大変なはずなのにそれでも希望を失わず、前向きなのが良い。

収監されてるのに…

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いい作品だ。希望は闇の中でしか光らない。かといって、資本主義にどっぷり浸かっているおれが、共産批判をそのまま間に受け思想を極端に傾けてしまうのは危うい。
mh
5.0

このレビューはネタバレを含みます

1948年に共産主義国家となったばかりのチェコスロバキアが舞台のシニカルコメディ。
スクラップ置き場で労働改造中のブルジョワジー(文学の教授、検察官、酪農家、サックス奏者、床屋、若い料理人)と、労役…

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4.5

社会主義体制の中で違反分子として処罰され刑務所でスクラップ工場での勤務を強制されながら、それでもほんの少し存在する自由を謳歌し大切にして人間としてのプライドを守りながら生きていく主人公たちに泣かされ…

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5.0

第40回ベルリン国際映画祭金熊賞。
イジー・メンツェル監督作。

社会主義建設の進むチェコスロヴァキアを舞台に、政府の命令によって鉄鋼スクラップ工場で働かされている労働者たちの日常を描いたドラマ。

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DVDで。再鑑賞。

これは傑作。
イジー・メンツェル監督作は3本しか観ていないが、共通しているのは牧歌的な味わい。そこに緊張感が加わるのがこの作品。

【 社会主義体制下のチェコ。思想教育の名目の…

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口
4.2

厳しい冬でも人はあたたかな春を想う。
社会主義化が進むチェコ、1950年代の冬。
政治犯たちはスクラップ工場へ集められ、再教育と称して労働に充てられていた…
メンツェルが労働者達の居る風景とそこでの…

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