社会主義体制下のチェコにおける抑圧された自由と恋愛。
ユーモアとシニカルの交錯。
メンツェルの原点にして頂点「厳重に監視された列車」ほどの衝撃はないが、本作にもしっかりチェコヌーヴェルヴァーグとし…
前作に続いてヴァーツラフ・ネッカージ演じるパヴェルの最期がもう後一歩のところなのに…正直笑ってしまった。この工場は最早、というか元からなのか鋼鉄を作るという目的を失い、競ってスクラップを生産し続ける…
>>続きを読む 抑圧された世界のなかでも、人間は、美しく生きることができる。
小さな結びつき、心が通い合う瞬間のハッとするような美しさ。観ているこちらまで、心が温かくなってくる。そこに至るまでに、小さな出来事が…
これは未読だけど、ボフミル・フラバルのキュートな映像に魅了された。政治的に抑圧されていた著書の作品は貴重だし、出来れば自叙伝的な物を観たいな。お母さんの長い髪と慈しむお義父さんの事とか ビール工場の…
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