旦那も大概腹立つが、幸田が本当にありえない!
意図して殺したとして、それが嫌なら最初からつるんとした影のない女を選びなさいよ。それこそあのお嬢さんみたいな人を。
簡単に結婚してくれなんて言うな!
自…
重く、絡まった奥さんの愛が報われないのは可哀想だけど、やっぱり怖い。濡れた状態で幸田の会社に来た姿は、幽霊みたいだった。
奥さん(若尾文子)に負けず劣らず、婚約者(馬渕晴子)も魅力的。女としてのプラ…
法廷サスペンス系映画と思いきや、ミソジニー、アンチミソジニーで憎愛映画だった。
作り込みまくりでめちゃくちゃ面白かった。
主役には同情と嫌悪感を抱いたけど、時代が女性をそうさせたのかなぁと思い、あの…
面白い。
雨に濡れ、やつれた若尾文子が川口浩の仕事場にやってくる有名なシーンは撮影初日に撮られたらしい。
白いカーテンをバックに、人形のように美しい横顔をした彩子の死体がベッドに横たわっているところ…
依存系メンヘラ女。
チョロい系男。
何かもうね、共感できる要素がゼロすぎて、
最後までイライラしかなかったわ!!
増村作品は、
以前に観たやつもこんな感じの組み合わせだったから、
価値観・人間観…
うなだれてる白いうなじがこの上なく艶めかしい姿も、濡れねずみの情念たっぷりで哀れな姿も、どちらも絵になる美しき若尾文子。
ただでは終わらない そう来たか、のラストが小気味よかった。
登山中に滑落…
りえさん、奥さんを嫌うのかと思いきや急に擁護しててびっくりした。そっち側なんだ!
奥さんから離れることにした幸田さんよくやったって思ってたけど、最後の最後にどんでん返しというか、本当に別れて良かった…
そうなの!
元婚約者が言う通り。
生きることの本能と
愛ゆえにああした事を
誰が責められる?
好意をもった人を
自分勝手な1人の巻き添えにしたくなった。
その結果をたった1人
受け止めて
やっと…
「ハンサムな野郎は色んな目にあいますよ」「何を聞きたいんです?あたしが滝川を殺したってそう言えばいいんですか?それだったら言ってあげます何度でも。あたしが滝川を殺しました」
「奥さんだけよ、本当に…