構図も良く考えられてて、見ていて飽きない。
今見ても面白いし、『別れる決心』と見比べても楽しい。
若尾文子と対比される本妻がかわいそう。
妻以外がびしょ濡れで職場に会いに来るとかホラーだし、そ…
憎くて仕方がない嫌がらせ。演技と当てつけをやめろ。噂や陰口は消えない。ひとりで苦しくて寂しかった。ただの同情。必要のない人間だから切られただけ。嫌われたくない。もう騙されない。どれだけ引き止めても手…
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円山雅也の小説『遭難・ある夫婦の場合』を増村保造が映画化した作品である。
当時まだ20代の若尾文子の演技が見事で、人に愛されたい不安を心の奥底に抱えているがゆえに破滅へと向かってしまう彩子を見…
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冒頭のレンズを覗き込む記者のアップからシームレスに警察車両をうつしそのまま法廷劇が始まる滑らかさも現代映画じゃあまり見れないし、回想と証言の行き来も非常にバランス感覚に優れていた。
幸田の会社にびし…
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川口浩、世の中みんな自分と同じような生まれだと思ってる中流階級のぼっちゃんな役が超似合うぜ〜!こういう奴が正義マンになるとまじ腹立つわ💢戦災孤児で薬学部生の若尾文子ちゃんはいつも腹を空かせていてもう…
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