ありとあらゆる表情…。
人間だけが表情で感情を表すことが出来る動物。
目と口の動きを使い、意識的にも無意識的にも、自分の思いを伝えてしまうように出来ている…。
その方法は何千通りなのだろうか?
そ…
酔っ払いはつまんねえから嫌いだ
絶対そんな笑うようなことなんもないし怒る必要もひとつもない
言葉のわかる日本人でもそうなのにアメリカ人じゃなおさらだ
しかも顔ドアップばっかだからずっと鬱陶しいし
な…
浮気な男女の戯言と段差
初カサヴェテス。私財を投げ打ち自宅で撮影して作られたインディペンデントの極みのような一作で、人間の感情や表情に着目してあってないようなストーリーを紡いでいく。それにしても生…
Nobody has the time to be vulnerable to each other. So we just go on.
誰もが本心を見せ合うほど心に余裕がない。心を閉ざしたまま進…
映画が人間を記録するという表現の本質を初めて真正面から突きつけられたような感覚に陥った。
ストーリーという言葉で単純化できる筋立てはほぼ存在しない。
代わりに映し出されるのは人と人が関わり合う刹那に…
構成の大胆さと自由過ぎる展開。
型にはまらない映画である事は確か。
フェイシズというタイトルが示すように、中年の夫婦を始めとした様々な男女の顔がドアップで映し出される。
とにかく冗談を言ってゲラゲラ…
成功した夫婦が遂に離婚だ!となって互いに違う異性と一夜を過ごして翌朝…という36時間の話なのだが、まずはその決裂に至るまでの過程が面白すぎる。過程というか、ずっと喋ってるだけなのだが。20分ほど続く…
>>続きを読むドキュメンタリックな演出が極まっている
カメラの揺れ、寄りすぎるほどのクローズアップ、容赦ない即興的な会話劇が、感情のむき出しさを際立たせている
60年代アメリカの空気を感じながら、いまでもなお刺…
「インディペンデント映画の鑑」と称されるそうでヴェネツィアで受賞もしているのだが、当時はこんな題材や撮り方が斬新だったのかな…程度にしか思えず。
離婚の危機だか中年の危機だか知らんが、おっさんがやた…
(C)1968 JOHN CASSAVETES