このレビューはネタバレを含みます
レンタルの良作発掘にあったから借りてみた
最初のシチュエーションのわからない男女3人のまるで昔馴染みのような仲良さがいいなーと思ったけど違った
確かに途中からこれで何もないように終わっても違和感が…
セリフと演技がすごい。皮肉が内臓に刺さる。画面をはみ出すぐらい埋め尽くすクローズアップの顔の連続が皮肉と真実の間の行間を伝える。アメリカっていう国そのものにナイフを突き刺す!
内面から湧き出るもの…
【第29回ヴェネツィア映画祭 男優賞】
『こわれゆく女』ジョン・カサヴェテス監督作品。ヴェネツィア映画祭で男優賞を受賞、アカデミー賞では脚本賞など全3部門にノミネートされた。
自宅を抵当に入れてま…
短編か中編であってくれ、と思った。でもきっとこれは長編であることに意味があって、要は商業映画ではこれは許されなかったってことなんじゃないか。商業やエンタメではない方向性の開拓としてはこういう作品がや…
>>続きを読む「こわれゆく女」もそうだが、カサヴェテスは表情の大写しを多用しながら、人間の心の奥底をグサリと描き出すのが見事。最初に観た時は正直つまらなかった記憶しかないが、今回改めて観直すと、68年度作品という…
>>続きを読む2022年視聴
採点基準
5.0 人生ベスト級
4.5~ 定期的に見かえしたい傑作
4.0~ 観てよかったと思える作品
3.5~ 評価すべき点はあると感じた
3.0~ 観なくてもよかった
2.5…
(C)1968 JOHN CASSAVETES