天井を見上げる移動撮影から幕を開け、屋敷の中をカメラがさまよい、過去を辿ろうとする。3人の立場も曖昧で、2人が関係を持ったかどうかも曖昧。さらには和姦なのかどうかも曖昧。はっきりしてるのは屋敷のなか…
>>続きを読む記憶と時間がテーマで、とにかく時間を行ったり来たり…目眩がする。 いや頭痛がする。
鏡を多様した映像、始終流れるオルガンの音、豪華装飾や庭園などジオメトリックな建造物、常に全体につきまとう「死の匂い…
レネ①
「去年先斗町でお会いしましたよね」っつってナンパすればいいのかな(違
幻想的なモノクロの映像と詩的なモノローグの連続に目が回る回る。とてつもなく美しい映画。特に建築物に圧倒された。
作中に…
無限回廊のように続く、広大で厳かなグランドホテル。
そこに佇む男と女とその夫。
それぞれ食い違う過去の記憶と詳言。
シーンで異なる衣裳。
複雑に入り組んだ時間軸。
宙を舞う曖昧な真実。
去年の出来…
『われわれは記憶において構成されている。われわれは幼年期に、青年期に、そして壮年期に、同時に存在している。』フェデリコ・フェリーニ
不可解な男X:ジョルジョ・アルベルタッツィ(ロージー「エヴァの匂い…
フランス語が悪いのかなんなのか、フランス映画はどーも台詞がめんどくさい。この映画もコイツの喋りはめんどくさいなーとか思いながらも観ていた。確固たる真実も、それを主観的にしか捉えられてない以上、その真…
>>続きを読む©960 STUDIOCANAL - Argos Films – Cineriz