左岸派アランレネの目眩く映像とストーリーが魅力のドラマ
信用できない語り手がいることと時間軸をぐちゃぐちゃにした構成のせいで何が現実か分からない(注意深く見ると分かるらしいが)
モノクロな映像が作風…
「あなたと共に暮らすのは死よりも辛い。二つの棺桶のようだ……」
ロブ=グリエの作と思われる詩句の朗読を背景に舐めるように壁を這うカメラ、変わった演出の冒頭だなと思いきや、全編この調子なのである。意…
本作は、ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』が提示する「世界=成立している事態の総体」という視座を、映画という表現媒体を通じて変奏的に再提示したものと解釈できる。
各ショットにおける俳優・小道具…
豪勢なバロック様式の屋敷で、紳士淑女が社交に興じている。ある男が女に「1年前にあなたと出会い、恋に落ち、駆け落ちを誓いあった」と話すが、女は男のことを全く覚えていない。そこで男は、去年2人が過ごした…
>>続きを読むぜんぶがうつくしすぎ
人の動き止めるのも、配置含めてあまりに絵画過ぎて非現実感
去年と今年(いま)のはなしだけのはずなのに、シャイニングの幽霊客側のストーリーかと思うぐらい永遠におる感じがする…
…
結構暗い
映像も暗い
でも闇の中でこそ輝きは増すなと改めて思った
ストーリーはうーんって感じだったけど、
ヴィンテージのハイソな雑誌を捲るようなドキドキがあった
すごく綺麗
ジュエリーや金属のキ…
これは、超上級ホテルという閉じられた空間の中で繰り広げられる大金持ちどもの贅沢な戯言である。にもかかわらず注視すべき何かを内包するがゆえに、今だに語られ続ける作品なのだ。
好むと好まざるにかかわら…
©960 STUDIOCANAL - Argos Films – Cineriz