去年マリエンバートでの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『去年マリエンバートで』に投稿された感想・評価

3.0
静かだしなかなか理解するの難しかったな

カラーだったらもっと綺麗で楽しめただろうな

1年後にちゃんと迎えくるの良い人すぎる

ただ繰り返されるシークエンス、"ピラミッド"の緊張、恋の鞘当てを超越した征服劇そしてなにより交錯する現在と過去、倒錯する幻想と現実。だいたいこれ始まってすぐ話自体は終わってるんだよな。

>>続きを読む
hachi
4.1
何回云々の前に、その美しさよ、そして謎の堂々めぐりでゲームみたいに迷路に入っちゃう感じ、凄かった。町山さんの解説聞いたらもっとすごかった!

客観視点が無いだけでこんなにわかりにくい。『落下の解剖学』とか『フレンチアルプスで起きたこと』みたいなのは映画の客観視点があった上で主観がわかりやすく提示できる。まあこういう脚本の方が書きにくいだろ…

>>続きを読む
ロラン・バルトいわく「ロブ=グリエは意味をかき乱すことで満足している」
5.0

4つの物語を繋ぎ合わせた映画になっているとのこと
>過去、女性の主観、男性の主観、現在

時間も一方向に流れるものではないらしい
美術のベルナールエヴァンの参加してる映画好き率が高い…どおりでねぇ!…

>>続きを読む

名前を持たない男二人と女一人の記憶と時間を巡る物語。ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞受賞。

ヌーヴォー・ロマンの旗手 アラン・ロブ=グリエが、まず4本の脚本を書き、それをバラバラに繋ぎ合わせて構築…

>>続きを読む
だむ
3.8

時間と空間の表現がすごく面白く構図や美術も素晴らしかった。逆にその表現方法によって難解な映画になってしまってはいるんだけど、拗らせた映画ファンなので「逆にこういうの良いよな〜」となってしまった。古い…

>>続きを読む

凄い立体感…。人物、美術、影、その1つ1つが浮き上がって存在してるように見えた。グリーンバックの映画とは対極的だ。
時間停止の演出、人物が微妙に動いているんだね。
唯一性はあったけど、94分に見合う…

>>続きを読む
gena
4.0

アラン・レネ監督✕アラン・ロブ=グリエ脚本の難解で幻想的なアート作品。催眠術にかけられました。 これは豪華なホテルの回廊に閉じ込められたような閉塞感と毎日同じパーティーの日々が続く空虚を味わう作品。…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事