九州の極小藩に大権現ゆかりの名槍が伝わっている?武家の面目を通すためとっさにでっち上げた「あちゃら丸」なのにそれが平気で通用してしまう辺り、そもそも陣屋大名ながら将軍家も一目置く家康に恩を売った武…
>>続きを読む大名行列での大きな藩と弱小藩のトラブルに巻き込まれ、武士に偽装されスケープゴートとして始末される槍持ち人足権三(大川橋蔵)の悲劇。確かに他のレビューでも書いてある通り現代での正社員と派遣社員の図式を…
>>続きを読む槍持ちと旅、前半のコメディ調、ラストの大立ち回りと、内田吐夢の「血槍富士」との共通点が多いと思っていたら、当然だった。
本作の8年前公開の「血槍富士」の企画協力に小津安二郎、清水宏とともに伊藤大輔が…
BSプレミアムにて鑑賞。
雇われ人足の橋蔵が槍持ちとしてさる小藩の大名行列に加わるが、道中起こった大名同士の些細な揉め事がやがて両家の面子をかけた事態へと発展していき…。
東映らしい唄あり笑いあ…
伊福部先生の、人間の業のようなティンパニーの強打音楽で始まり、強いリズムの伊福部ボレロで終わるまで、差別社会の理不尽さがずっと流れているようだった。武士の体裁、見栄、面目を守るためなら、槍持ごとき虫…
>>続きを読む1963年東映。大川橋蔵、江利チエミ。ブラック企業に雇われた派遣社員の悲劇。クライマックスまで持っていく話の展開を、複数の場面転換をいささか食い気味に入れ込んでテンポ良く進めている。大立ち回りは、血…
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