【2001年キネマ旬報日本映画ベストテン 第10位】
『うなぎ』今村昌平監督が辺見庸の同名小説を映画化した作品。カンヌ映画祭コンペに出品され、キネ旬ベストテンでは第10位に選出された。
今村昌平ら…
辺見庸さん原作の作品。映画と同タイトルの小説より先に短編「くずきり」というのがあって、中学生のわたしは理解しきれないまま、その世界観にハマっていました。
読み込んでた身としては、この作品のキャストは…
今村昌平作品とエロスは切っても切れない代物。
そのエロスに感化されるのは役所広司。
失業者の笹野がホームレスの頼みで向かった田舎。
赤い橋の袂にある家にある金の仏像を持ってきてくれと。
この田舎…
このレビューはネタバレを含みます
ショットはさすが!!長回しも全く飽きない。
アントニオーニの後期との共通性も?
今村監督の死を覚悟出来たゆえに撮ってる気もするとともにしっかり新鮮な感覚を持ってるのが恐ろしい、ギャグとシリアスが見事…
2001年 今村昌平監督作品 119分。失業中で妻子と別居している陽介(役所広司)は、亡くなったホームレスの友人タロウ(北村和夫)が生前言っていた「能登半島の港町の赤い橋の近くの家」を訪ねる。その家…
>>続きを読むレビュー前に
(よくあることですが)
昨年&今年の
「新規鑑賞本数」は
近年の私にとっては異常
2021年41本(1998~数えて8位タイ&2010年以降では最高)
2022年上半期50本
1…
赤い橋のたもとの家に隠されているという黄金の仏像を探しに能登を訪れた失業男が出会った女は何と潮吹き淫水女⁈コトの度に溢れ出るそのぬるい水は排水路を伝い川に流れ出て汽水域の水と混ぜ合わさり釣り魚の宝庫…
>>続きを読む失業者になった役所広司演じる主人公は師と仰いでいたホームレスが言い残したお宝を探しに能登半島の港町に向かう。そこで特殊体質を持つ女性と仲を深めてゆき…。いわば今村昌平監督による大人のメルヘン映画。ス…
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