【首がもげるシーン】
主人公マクベスの首がもげて✖️✖️✖️のように転がっていくのを主観カメラで撮る独自のセンスが中国映画『鬼が来た!』のラストを先取りしていてビビったものだ。
ロマン・ポランス…
黒澤監督「蜘蛛巣城」の英語題は「血の玉座」と言うらしいが本作は「血の玉座」そのものの血まみれ「マクベス」。
しかし「マクベス」という鬱屈した作品の映画化としてはよく出来てると思う、淫蕩な妖気を感じさ…
このレビューはネタバレを含みます
めちゃめちゃ面白いマクベスだった。今までで一番好きなマクベスかも。シェイクスピア四大悲劇の中だと多分一番好みではないんだけど、これは面白かった。ポランスキーハマりそう。
最初の魔女3人の会話が、普…
7
Roman Polanski(b.1933)
based on the play
《Nacbeth》(c.1606)
by Shakespeare(1564-1616)
MacBheatha m…
「心の恐れは見える恐怖にまさる」。王殺しの後ろめたさから疑心暗鬼になり、錯乱し、パラノイアに陥っていくマクベス。シェイクスピアの原作とポランスキーの作家性が見事に合致している面白さ。メンタルが蝕まれ…
>>続きを読む初めてのシェイクスピア。予言による思い込みで王にまでなれたけど、その思い込みのせいで本来持っている力すら発揮出来ない、勝てないと予言されたら本当に勝てないんじゃないかと途端に弱ってしまうところが興味…
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