ロマン・ポランスキーが妻のシャロン・テートを殺されてから最初に撮った映画なだけあって、病んでいることが観ている側にも伝わってくるくらい暴力的で悪夢的。
血の量は監督作で1番かもしれない。
洞窟に…
【1973年キネマ旬報外国映画ベストテン 第6位】
ロマン・ポランスキーがシェイクスピアの有名悲劇を映画化した作品。英国アカデミー賞で衣装デザイン賞を受賞、NBRでは作品賞を受賞した。
鮮烈な色彩…
ポランスキーの嗜好のよくわかるいい映画だとは思います。
ただ、シェークスピアを味わうほどの英語耳ではないので、英語ができる人なら感動したであろう、マクベスの独白は説明過剰で、くどいと感じてしまいまし…
好みの映画が多いポランスキー監督。今作はシャロンテート事件の1年後に取り掛かった復帰作。いつものようにわかりやすく綺麗な作りだが、殺しのシーンをはじめ即物的・虚無的な印象が目立ち、原作者シェークスピ…
>>続きを読む降りしきる雨の中
マクベスを三人の魔女が呼び止める
ポランスキーの血塗らた狂気の世界
魔女の二枚舌に乗せられて
野望に燃えるマクベス
王女になろうと夢見るマクベス夫人
毒婦へと変貌し暗殺計画に手…
ずっとどんよりしてるしモノローグ多くてしんどいな…と思いながら見てたら、クライマックスの殺陣が凄くて驚いた。互いにガチで殺しにいってる感ある闘いでめっちゃすごいと思う(足を狙ったり丸太ぶん回したり)…
>>続きを読むシェイクスピア4大悲劇の一つ「マクベス」の映像作品。戯曲に忠実な作りとなっており、クオリティも高い。魔女たちが出てくるシーンは芸術色が強くなっている。最後のマクダフとの決闘シーンも大きな見どころであ…
>>続きを読む全体的にじっとりと湿っていて残虐で、情念がドロドロとこちらにまで纏わりついてくるような感じ。この異様な重たさは何なんだろうか。劇中では足元が常にビシャビシャなのにみんな裾が地面についてて、いつもドロ…
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