明治一代女の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『明治一代女』に投稿された感想・評価

nofm

nofmの感想・評価

3.7
終盤はこってりし過ぎていて胃もたれしそうだった。
中盤のご飯屋での奥行きを生かしたやり取りはとてもよかった。

↓のレビューは、以前のアカウントにて鑑賞直後に投稿したレビューになります。

☆☆☆★★

一言だけの感想で。

伊藤大輔監督作品の中ではそれほど有名では無いし、作品自体の出来としても(個人的には)…

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AONI

AONIの感想・評価

3.0
貢ぐ者と貢がれる者の泥沼三角関係
女の意地か知らんが、優柔不断な自己中ヒロインに共感できん。杉村春子の意地悪演技は国宝級。台所の出刃包丁が度々挿入されるのも効果的。

『いとはん物語』同様、セット丸出しなのにむしろそれが魅力的な空間になる。
そんな中で繰り広げられるのはおどろおどろしい情痴殺人。
嘆きの天使・田崎潤が不憫。
(続く『下郎の首』ではもっと酷い目に遭っ…

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yuka

yukaの感想・評価

3.7
このポスタービジュアルになってるこの場面かな
水面で反射した光がゆらめいて美しかった

最後、幕にお梅の名前があったらしいというのに全然気付かず‥
くずみ

くずみの感想・評価

4.0

ランプの灯る座敷で、いけすかない軍人どもの宴席に連なる。嗚呼明治。新内流しなど、音と共に通り過ぎる人々に時代がある。
建物内外での動線。とりわけ船宿で、巳之吉をさんざん動かした後に、俯瞰でお梅と同じ…

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ニシ

ニシの感想・評価

-

美術の美しさ人頭の多さという下地はいいけど、魅力を感じない空間の描き方と場面のつなぎ方と説明的なセリフばかりでめっちゃ眠くなる。でもヒキの画とヨリの画のメリハリとダイナミックなカメラの動きでギリ耐え…

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水面に反射する光が室内を幽玄に照らす。田崎潤が包丁を手にしたときに吹き荒ぶ風。最後の歌舞伎演目「児雷也」で胸を打たれない人がいたとしたら、たぶんその人は心が石でできているに違いない。
2秒前

2秒前の感想・評価

-

冒頭、杉村春子に三味線について注意された木暮実千代が目線を合わさず斜めに頭を下げるショットにぞくりとする。
田崎潤が求婚する場面など照明が狂乱していて如何にも不穏なことが始まりますよという感じ。
終…

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TagTak

TagTakの感想・評価

4.5

まるで“演出の教科書”のように良くできた映画。奥行きを強調した空間設計や、俯瞰の構図を活かしたカメラワークなど、的確な演出のオンパレードで冴えまくってる。男と女の殺し合いを、チャンバラを彷彿とさせる…

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