修羅の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『修羅』に投稿された感想・評価

brian
5.0

鶴屋南北の歌舞伎狂言『盟三五大切(かみかけて さんご たいせつ)』をもとに、人間の情念と怨念を壮絶に描いた時代劇ホラー。

【主なキャスト】
中村嘉葎雄(源五兵衛)
三条泰子(小万)
唐十郎(三五郎…

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Shaw
4.5

ミニマルなセットデザインと登場人数のなかでじっくりと泥沼を深めてゆく究極の時代劇サイコホラー。

『薔薇の葬列』でも見られた意図的な細かい時系列シャッフルとリピート映像がアヴァンギャルドさを強めつつ…

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我路
3.5
atg
2018年 6月23日 シネラ
2020/01/12 早稲田松竹で2回目
いちばん好きな時代劇

歌舞伎役者は芝居が上手いなー

狂言というフォーマットにおける、セリフの美しさと物語の飢えに戦慄する。溝口健二の映画のような、パリッパリに渇いた無情なストーリーに加え、溝口の映画でも見ない独特な言葉遣いは、どこか耳に心地よいものが…

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鈴木達夫の撮影によって造形された極端な陰影に圧倒され作品。暗闇に沈んだ画面に刃だけが妖しく光り、執念に取り憑かれた人間の存在を浮かび上がらせる。歌舞伎の見得を思わせる構図もあり、舞台的な形式美と映画…

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変な映画で良かった。ちゃんとした時代劇なのに演出が総じて変な映画ってあんまりない気がする。
Evans
3.9

「修羅場」

金と愛のもつれから取り返しのつかない事態へと事が進んでいく作品

芸者を身請けする際の、主人公の妄想と現実の勇ましさの違いや、その差を強調することで、いかに不格好であるかをよく表してい…

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夕陽沈み,鐘,御用提灯,腕,交わり,老人,無一物中無尽蔵,女女狐呼ばわり,酒瓶まくら,小判隠し,一時間後,傘貼り,深川二軒茶屋,首刺し,顔斬り.腕斬り,将棋,腹刺し,腕斬り,数日後,四谷鬼門町,坊主…

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