四季を売る男は、全てを失った。
愛の喪失と家庭の崩壊。ファスビンダー的愛の真実とは喪失と共に顕になる。愛と家庭の不確実性、虚構性を描く。
血の繋がりや信じる心、人と人との繋がり。愛とは必ずしも両者の…
ホール上映での邦題は、『季節を売る男』だった。ファスビンダーは、本作発表の前年である70年は7本の作品を作っているが、71年は本作だけ。翌年は4本。本作は時間をかけて作ったのだろうか。
本作の主人公…
初期と違って来て、物語うとする葛藤が見えて良い。
イルムヘルマンの涙の滴りが凄い嘘くさい。それが良い。
あれは涙ではない水だ。
ヒルシュミラーが病気の入院後、凄い痩せて視覚的に見えるがメイクや衣…