女系家族のネタバレレビュー・内容・結末

『女系家族』に投稿されたネタバレ・内容・結末

まあ山崎豊子だし面白い

いまだに三隅研次の作家性が掴めない
遺産を巡って醜く争う三姉妹と、
目的のために動き回る大番頭の宇市らの姿を描く。

先代の遺言によって
財産の多くが妾である文乃へいくことになるが、女系家族の中で軽蔑され続けた先代の復讐譚である。

『犬神家の一族』のリアル版。

これぞ「芝居」を見る映画という感じ。
中村鴈治郎、浪花千栄子の悪どい芝居の面白さ。
若尾文子もただの可哀想なお姉さんって感じじゃなくてちゃんとしたたか。そりゃそうだよ…

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同じ山崎豊子原作の「女の勲章」では気の弱い先生を演じていた京マチ子さん、今作ではちょっとマチ子さんを嫌になってしまうくらいの強欲ぷりの長女に扮しています。
ディズニーのヴィランか!

しかしここまで…

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原作:山崎豊子

遺産相続のドロドロ最高ー!

2023-163
2024-63 再見

1963年につくられた三隅研次監督作品。大阪は船場の老舗商家を舞台に、大旦那の遺産相続をめぐって争う三姉妹や大番頭らの醜い姿を鮮烈に描いたブラック・コメディ。

こないだはスティーブン・キングの原作…

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婿養子の逆襲
愛人の子どもが家督相続する結末
横領を暴露された番頭の脂汗が半端ない

さすが山崎豊子原作。大阪の商人ものも面白い。
大阪船場の大店の三姉妹の遺産相続を巡る骨肉の争いは、恐ろしいが滑稽でもある。三姉妹についた其々の後見人?の立場の人間の思惑も見え隠れして面白い。
結局は…

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2019/6/9
山崎豊子原作でドラマ化も何回かされたようだけど、知らなかったのでフレッシュな感覚で観れました。
山崎豊子ながら社会派ネタではなく、見苦しい遺産相続問題。
1963年当時でもお葬式の…

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ドロドロした話は苦手なので物語にはあまり期待せず役者を楽しみにしてたけど物語も面白くて、すごく良い作品だった。

金魚が2匹くらい泳いでる。
この時代のオープニングは何故こんなにセンスが良くて美しい…

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