繰り返される晒し者の儀式が強烈。
ジョージアののどかな村でも革命前夜、新旧勢力はせめぎ合う。少し風変わりな村人とのびのび暮らす動物たち。汽車と牛の不思議な違和感。
人間が作る決まりはいつも不完全。…
ジョージア国の映画🎞、鑑賞2作目。
祈り三部作の一つとされ、他の2作も見たいところ。
冒頭からの鮮やかな色使い。
生と死、因習と革新、戦争と平和、共産と腐敗、若さと老い、希望と現実。
コントラス…
ああよかった、わたしは狂っていなかった。
<備忘録>
イオラム役は同じくテンギズ・アブラゼ監督の『懺悔』でサンドロの師匠?のミヘイルを演じていたカヒ・カヴサゼ。
プパラ役はパラジャーノフの『ざくろ…
見えないものを見えるようにする、そして、見えるものを見えないようにする。初めて見るのに何度も見てきたかのように、何度も見てきたのに初めて見るように、そう思わせもするし、そうとしてしか経験がなされぬよ…
>>続きを読む希望の樹はそこにあったのに手折ってしまう村社会。
前半の個性豊かな村人描写の明るさが、後半の因習がもたらす悲劇の影を濃くする。
無垢な若者を蹂躙する大人を表す花畑と馬の強烈な色彩、ラストの長回しが…
【希望の樹】そんな樹があれば平和に暮らせることが出来るのかな。神頼みのような、ある意味祈りにも似た気持ちなんだろうか。不思議な雰囲気を持った登場人物が次から次へと出て来てカラー濃かった(笑)
村人達…
いつまでも無くなることがなさそうなテーマ。
儚くも弱いから美しいのかな?
結婚式の素朴な衣装が美しかった。
ヒロインもだけど、希望の樹が見つかることを祈る少女がとても美しい。ラストシーンは、二度と忘…
(c) “Georgia Film” Studio, 1977 (c) RUSCICO, 2000