大地に耳をあて革命が近づく足音を遠くに感じても、彼らが愛を成就させるには時代が早すぎた。引き回しの刑に甘んじても泥を投げつけられてもその姿はどこまで高貴で、その魂をだれも汚すことはできない、そして魂…
>>続きを読む村の人たちがユーモラスに描かれるが、
その根底には毒の草に象徴されるような
因習があった。
たくさんおかしな人たちが登場するが、
おかしな人たちの方が正しく、
正義をふりかざす方がずっとおかしいのだ…
祈り三部作二作目。
久々に頭の中をゴチャゴチャに掻き回された気分。
考えがまとまらん。
ロシア革命前の時代のうねり。
因習にとらわれた村。
美しい娘と貧しい若者の悲劇を主軸に起きつつ、当時の思考停…
岩波ホール創立50周年記念の特別企画で、ジョージア映画監督で、社会的不正義を告発する作品で知られるテンギズ・アブラゼの「祈り三部作」(『祈り』(1967年)『希望の樹』(1976年)『懺悔』(198…
>>続きを読む自然の中に暮らす人々を捉えた映像は美しいのだが、どうもエピソードの羅列感は拭えない。一応ラストシーンで皆登場するのだが、イマイチ収束した感じがしない。
全体を通じたテーマとして閉鎖的、保守的な村の中…
繰り返される晒し者の儀式が強烈。
ジョージアののどかな村でも革命前夜、新旧勢力はせめぎ合う。少し風変わりな村人とのびのび暮らす動物たち。汽車と牛の不思議な違和感。
人間が作る決まりはいつも不完全。…
ジョージア国の映画🎞、鑑賞2作目。
祈り三部作の一つとされ、他の2作も見たいところ。
冒頭からの鮮やかな色使い。
生と死、因習と革新、戦争と平和、共産と腐敗、若さと老い、希望と現実。
コントラス…
(c) “Georgia Film” Studio, 1977 (c) RUSCICO, 2000