『イメージの本』に合わせて鑑賞。
世帯持ちで「ピエロ」と呼ばれる男。
退屈な結婚生活に飽き飽きしていた彼は、久しぶりに再会したかつての愛人・マリアンヌによって、予想だにしない出来事に巻き込まれて …
初めてのゴダール作品。正直、この映画の良さや自分が感じたことをすべて言葉にできるほどの語彙力はなくて、悔しさすらある。でも、それくらい多くのことを感じ取った。
観ていて時折、自分自身と重なる部分や、…
男女関係の断絶と終焉の必然性、他者というカオスを鮮やかな色彩とポップアート的構図、映画の混沌さでラッピングしているゴダールの傑作。
全体的を通して物語への没入を壊す、フィクションを強く認識させる作…