このレビューはネタバレを含みます
元恋人同士が再会し、殺人事件に巻き込まれて逃避行する物語。
主人公はフェルディナン=ピエロ
ヒロインはマリアンヌ。
2人は改めて愛を確認し合う。
そしてフェルディナンは詩を読む。
愛、芸術、文学、…
ヌーヴェルヴァーグ代表作
「ただ生きるだけ、それが人生」
青と赤
言葉か感情か
本か音楽か
後部座席にいる観客に語りかけてくるシーン、ハサミと銃のシーン、などよりリアルな撮影技法に惹き込まれる
ラス…
逃避行男女のおしゃれな会話が永久に観れる映画。詩性と映像美。
「愛したい者」と「愛されたい者」の非対称性に根ざしたすれ違いの連続。マリアンヌは自由と快楽を求め、フェルディナンは意味や物語を欲した。…
ファムファタールとの逃避行。
『勝手にしやがれ』から始まり、ゴダールにおけるロマンスのイメージは逃避行なのだろうか。物語が転換し破滅に近づくなか、マリアンヌがどう転んでいくのか。信じ続けるピエロ..…
色使いとか構図が洒落てる。赤青黄の三原色をメインにポップアート的に仕上げてるからどのシーンを切り取っても美しい。
ストーリーはほぼ無い。自由に生きるとかブルジョワ社会からの逃走とか、言ってることは分…
最初に観た時は、なんだこれは!という感想しか浮かばなかったけれど、本作とゴダールとについてある程度知った上で鑑賞すると、るほど!と思うことがあった。
ジャン・ポール・ベルモンドの運動神経がすこぶる…