やっぱりゴダールはハードル高かった。でも映像のカッコよさはビリビリと伝わってくる。特に冒頭パーティーシーンにおける横スクロール退屈表現と、マリアンヌがハサミの間からこちらを睨みつけるシーンはとても良…
>>続きを読む映画の表現の幅を広さを最大限に利用している映画だと思った。もはや、これは教科書。
文字の使い方も音の使い方も、セリフ、色、
風景、目に見えているものがもの以上に伝わる感覚。やっぱりモンタージュって奥…
このレビューはネタバレを含みます
映画において鑑賞者の身体は殺される。
しかし、この映画においては
俳優が鑑賞者を見るシーンが散見される。
ピエロが「お気楽娘さ」と観客に振り向いて言う。
マリアンヌは「ああ」と納得する。
マリアン…
北野武のソナチネの初期タイトルは、沖縄ピエロだったらしい。たしかに、ソナチネに本作のオマージュと思われるシーンがいくつか存在することがわかった。2作品とも死の匂いが漂っている。ソナチネは直線的に死に…
>>続きを読む唐突で強引な詩、短歌。そーんな感じだったな。
中盤でピエロが言ってたこと
『深く理解する必要はない。人間は夢でできている。人生は美しい。』
小さい男の死体、柔軟すぎて死後直後すぎん(笑)
あと血…
全くもってワケわからんことをし出す前のゴダール作品。
ひどく退屈で、常に気取っているけど、筋書きは昔の愛人との破滅まっしぐらな逃避行と言う実にシンプルなもので、多分ゴダール作品の中でも観やすい方に…
人のレビューで、赤や青の〜、カラフルな〜、色彩が〜、というコメントが多く見受けられて確かにそういう目立つ色のアイテムがよく登場したよなと思いつつさらっとコマ送りで見返したら特段終始そういう色使いっ…
全体的に無軌道でシュールなんだけど、いたるところで監督のセンスが冴え渡っててそれだけで全然観られる。端的に表すと詩みたいな映画だった。特に、夢・人生・愛みたいな抽象的なモノを題材にした分かるようで分…
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