このレビューはネタバレを含みます
初ゴダール作品!正直、この映画の良さや自分が感じたことをすべて言葉にできるほどの語彙力はなく、悔しさすらある。でも、それくらい多くのことを感じ取ったから書きます
観ていてときどき、自分自身と重なる部…
男女関係の断絶と終焉の必然性、他者というカオスを鮮やかな色彩とポップアート的構図、映画の混沌さでラッピングしているゴダールの傑作。
全体的を通して物語への没入を壊す、フィクションを強く認識させる作…
相変わらず映像と色彩は美しく、一瞬を永遠に感じさせる説得力はありますね。破滅に向かっていく様子は心の隙間を感じますが、詩的な映像を紡いでいくモチベーションになるんですかね。全てが美しい。
繰り返し…
ストーリーはあって無いようなものだけど、詩的な台詞回し、お洒落でスタイリッシュなショット、カラフルな映像美で終始圧倒された。
特にハサミのダイナミックなショットは脳裏に焼き付くようなインパクト。額縁…
「観客」の私たちを見たり(第四の壁)、音楽がシーンと連動して再生停止したり(リリイ・シュシュのすべてで大好きになった手法?やりかた)、小説みたいに章になっていたり、新しい女性像だったり、想像力を掻き…
>>続きを読む清々しく自由自在で色彩豊かで目が楽しいな!とくに車盗んで以後ずっと
最初全然ハマらんって思ったけどめちゃめちゃ面白い気がしてきたしラスト好き‼︎
目を引くショットが何気なく大量にある、きれいな海に車…
色の使い方が素直で美しい。
車で海に突っ込むシーンがたまらん。
掛け合いで話されるナレーションのテンポが手本すぎる。
全速力で絶望から飛び降りる男の顔。人間は夢でできている。夢は人間でできている。…
逃走劇というフォーマットがあれば、ここまで過激に逸脱できるという証明でありながら、迂闊にマネすると色んな意味で大怪我をするだろうという危険な予感に満ちている。アンナ・カリーナの佇まいとベルモンドの身…
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先日観た『イッツ・ノット・ミー』を観た後だからこそ、ゴダールってこうゆうことか!と納得しながら鑑賞。ただ男女が逃走しているだけで、何も理解や共感もできるような作品ではないのだけれど、一言気持ちいい!…
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