ジャン=ポール・ベルモンド追悼。
そして初ジャン=リュック・ゴダール作品。
物語はおもしろかった、といいたい。いわせてほしい。
ゴダールの作品には、脚本と呼べるものはなく、ほとんどのシーンが即興…
[“永遠”が見つかった?]
最初からそういうものだと思っていたので、以前観た時よりも、文学と絵画と音楽や詩の洪水に翻弄されず、最後まで観ることができた。
尻に敷かれている結婚生活から、…
昔読んだ本で、ゴダールの作品は素晴らしいが故に眠りを誘う、と述べられている文章を見たことがある。
飾らない著者の潔さに、とても好感を持った記憶があるのだが、
なぜそのことを思い出したかというと、
こ…
記録
ゴダールの第10作目の作品であり、ヌーベルバーグの頂点に立つ作品である。物語の殆どは『勝手にしやがれ』に似ているが、この映画ではベルモンドの感情を描き、何と言ってもA・カリーナが美しい。S・フ…
女は女である見た時にちゃんとハマりきれなくて、結構な年月経ってのゴダール再チャレンジだったんだけど!完全に魅了された!!難しいイメージあったから敬遠してたけど、初見ゴダールはこの作品にするべきだった…
>>続きを読むヌーヴェルヴァーグ代表作
「ただ生きるだけ、それが人生」
青と赤
言葉か感情か
本か音楽か
後部座席にいる観客に語りかけてくるシーン、ハサミと銃のシーン、などよりリアルな撮影技法に惹き込まれる
ラス…
清々しく自由自在で色彩豊かで目が楽しいな!とくに車盗んで以後ずっと
最初全然ハマらんって思ったけどめちゃめちゃ面白い気がしてきたしラスト好き‼︎
目を引くショットが何気なく大量にある、きれいな海に車…
色の使い方が素直で美しい。
車で海に突っ込むシーンがたまらん。
掛け合いで話されるナレーションのテンポが手本すぎる。
全速力で絶望から飛び降りる男の顔。人間は夢でできている。夢は人間でできている。…
逃避行男女のおしゃれな会話が永久に観れる映画。詩性と映像美。
「愛したい者」と「愛されたい者」の非対称性に根ざしたすれ違いの連続。マリアンヌは自由と快楽を求め、フェルディナンは意味や物語を欲した。…