モダニスト、市川崑の本領が発揮されたATG配給の股旅モノにしてどん詰まりの青春映画。脚本に谷川俊太郎が参加。
主演三人のうち、尾藤イサオが童顔で人間臭くてイイ。男の友情と裏切りが刹那的映像で綴られ…
まるで日本版のイージーライダーのような映画。
この虚無であっけないロードムービーはあの映画に近いものを感じる。
冒頭で仁義を切る長台詞がキマっていてカッコいい!!
でも何言ってるのかは正直わからん…
この味を邦画で食えると思わなかった。大傑作
この手の映画はしみったれた悲しい余韻が嫌いだったんだけどいい意味でマヌケな感じで後を引かないのがよかった。
構成が見事というか、とても見やすい。ちょく…
「あっしには関わりのねぇ事でござんす。」
市川崑のTVドラマ「木枯し紋次郎」は、今までの時代劇と打って変わって、絶対に人に関わらない事で生き抜く渡世人の物語だったが、人間関係のしがらみに疲れた人々に…
ショーケンが亡くなって、もう2年半も経つのか...生前、特にファンという訳でもなかったけど、亡くなった時、とてつもないロスを感じ、萩原健一の作品を観て、音楽(CD殆ど入手)を聴きまくって、本を読み漁…
>>続きを読む五十八歳の巨匠がATGで撮った荒々しくも若々しい一作!
まずはあらすじから
ーーーあらすじーーー
■渡世人とは、、
刀は刺しているが武士ではなく、賭場から賭場を渡り歩き一宿一飯の恩を受ける。
■…
時代劇ではない。青春映画である。
村を飛び出し、自由を求めて彷徨う3人の、なんとも無常感あふれる生き様。ラストなんて!
それにしても、ロケ地など美術が全て素晴らしい。ATGの予算の中で使える日本の風…
OPのドンドコ勢いのある太鼓の上に全然タイム感の違う三味線の旋律、最高じゃないか!
と思ったら続く仁義の挨拶!
なげーなぁみたいな後ろの二人と最後のカット!お通しカットみたいな!笑
色んな人におす…