東京兄妹の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『東京兄妹』に投稿された感想・評価

Nakao
4.0

市川準監督。生粋の東京人である監督が求めた”都会の郷愁”を体現した良作、

舞台は都電が通る東京の下町。熟年夫婦のような暮らしを送る兄と妹の日常を描いた作品。東京を切り取った映画は数あれど、これほど…

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hitomi
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永遠に永遠なんてないと思わされるような
お洒落な画が沢山あるけど、余白が私には多すぎるように感じた
丁寧に作るってこういう事なんだろうけど

市川準監督作品。

傑作だった。
ほとんど起伏のない物語の展開、そして、小津を思わせる、いや、小津以上に静謐で、どこか危うさを感じさせる不思議な映画だった。

兄妹でありながら、夫婦のような二人。二…

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市川準の描く東京の下町。都電が走る。兄は古本屋に、妹は写真屋に勤めている。どちらも客のワンクッション入ったものを扱う仕事だ。だから妹も兄が連れてきた友人に恋をする。市川の仕掛けがさりげなく配置されて…

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これぞ市川準作品といった趣きの超自然体な会話や演出で繰り広げられるノスタルジック東京。あまりに良すぎて永遠に観てられそうな気すら。なんとなくキセルの音楽に通ずるものがあるんです。

「鍋持参でお豆腐…

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当時劇場で鑑賞。
好きな映画ですね。
東京下町。現代劇なのにどこか古めかしい。鍋を持って豆腐を買いに行くシーンはとても良い。
緒方さんの瓶ビールに冷奴も何とも言えない。。
今このような映画をやったら…

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よね
3.5
ただただ静かに日々が進んでいく、その感じがたまらなくよい。
3.3

フィクス(固定)多めだがとてもゆっくりとしたズームインも度々
度々といえば亡くなった親の話をする御近所さんなども度々

1:20:00
家に殺虫剤を仕掛け、出ていく2人を亡くなった親が見守るようなカ…

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両親亡くし親が残した昭和風平屋宅で暮らす兄妹、やや堅物な兄(緒方直人)に従い家事を取り仕切る妹、一見古風な夫婦のような慎ましい関係が荒川線沿線の駅や商店街、鬼子母神風景交え点描されていく。古本屋で働…

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Ami
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ところどころ秋刀魚の味。
東京の下町って今もこういう景色あるけど、それでも看板とか服装とか家電とか人の暮らし全てが懐かしい。
当時はなんでもない光景だっただろうに町の観察ができるくらい丁寧に撮られて…

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