真昼の暴動に投稿された感想・評価 - 4ページ目

『真昼の暴動』に投稿された感想・評価

ekn

eknの感想・評価

2.5

所長、看守長、医師、囚人たちのそれぞれの思惑が順に説明的な画で明かされていく。主人公と同室の囚人たちにはそれぞれ大切な女性がいるのだが、いちいち回想が入るのでテンポが悪い。過度な統制への批判というテ…

>>続きを読む

このレビューはネタバレを含みます

 ヒューム・クローニン演じる看守長の小悪党感がたまらない、脱獄モノの傑作。邦題通りあくまで「暴動」で、脱獄には至らないのだが、後半の盛り上がりは良かった。

「赤狩り」の標的にされるのも納得の反権力メッセージ。ド直球の当てこすり。

柔和なルックスでエグいことする看守長が強烈。喩えて言うなら「ドSの小日向文世」。

密告を唆されて、簡単に仲間を売る連中と…

>>続きを読む
落伍者

落伍者の感想・評価

3.5
回想で丁寧にキャラ付けされる同房の囚人たち、サディスティックな看守長、人情味に富む医師だけで魅せる。
Jimmy

Jimmyの感想・評価

3.8

ジュールス・ダッシン監督による集団刑務所脱獄を描いた映画。
囚人を代表するような存在のバート・ランカスターのみならず、冷酷非道で刑務所長の座を狙う看守長ヒューム・クローニンが本当に憎たらしい役を演じ…

>>続きを読む
ENDO

ENDOの感想・評価

3.6

R17号室の制裁は看守長マンジーの暴力と裏表。回想シーンに登場する宿命の女達の紋切り型でどうでもいい感じのメロドラマが展開される。裏切り者を肉の盾として縛り付けるトロッコ特攻は凄惨!主人公達も相当に…

>>続きを読む
冒頭の主人公の登場から見せ方が中心ではなく周縁志向で良い。見せる物と見せない物の取捨選択が見事。ダッシンで一番面白いのでは。

脱獄ものだが、その計画にはあまり時間が割かれていない。
その代わり当事者の囚人だけでなく、サディスティックな看守長、そしてヒューマニスティックなドクターなど、さまざまなキャラクターを重層的に描写する…

>>続きを読む
しゅう

しゅうの感想・評価

3.4

作られた時代を考えれば仕方ないのかもしれないが、最初の方の各々の回想シーンなど全く不要で前半部分は退屈する。

この作品でもっとも優れているのはヒューム・クローニン演じる看守長のサディストな描写であ…

>>続きを読む
lemmon

lemmonの感想・評価

3.0

登場人物それぞれに敬意を表し、丁寧に描いていた印象。囚人になるくらいだから、各々にドラマがある。女がらみの3人は、特に各女優陣との回想シーンが印象的だった。

チャールズビッグフォード演じる、囚人の…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事