『悪霊島』に引き続き、篠田正浩×岩下志麻作品の鑑賞。
坂口安吾の短編小説の映画化ですが、かなり作風の変わった作品で、タイトルからは想像出来ない内容です。
文学的に書くと、ある峠の山賊と、妖…
坂口安吾の原作に負けている。狂気が足りないのだ。「夜叉が池」くらいの華麗さとハッタリがあれば堪能できただろう。富岡多恵子は文学的で「心中天網島」には良い結果を生み出したが、本作には毒気が足りなかった…
>>続きを読む岩下志麻は可愛らしさ、妖しさ、恐ろしさをだせる女優だと思うのだが、それらが全て堪能できる。篠田監督は仰向けに倒れる岩下志麻を上から撮るのがお好きなのか(他作品にも似たショットがあった気が)。坂口安吾…
>>続きを読むやっぱり岩下姐さんはエロ美しい
首がゴロゴロして遊んじゃう姿が
面白かった
ずっと勝新と思っていたら
勝新兄だった(笑)
いい映画に出会えて良かった
ロケは吉野や四天王寺とおなじみのところという…
【物語としてのまとまりに難あり】
坂口安吾の小説を篠田正浩が映画化したもの。1975年制作。
遠い昔、山で山賊として暮らしている野性的な男(若山富三郎)が、旅人を襲って美女(岩下志麻)と出会い…
坂口安吾の原作。幻の名作ではない。由緒正しい名作です。岩下志麻と若山富三郎の異色の組み合わせで映画化されていました。
妖しく美しい桜満開の森、愛する故の果てしなき孤独と恐怖。
「桜の森の満開の時…
だめだ、美しすぎる。あまりの美しさにラスト10分ぐらい頭を抱えて泣いてしまった。
強さだけが自慢の、粗野で田舎ものの若山富三郎が素晴らしかった。そういう山賊の男が、きれいな京のきものを着た岩下志麻を…