若山富三郎に岩下志麻。いいなぁ。
原作は坂口安吾の「桜の森の満開の下で」
花見が始まったのは江戸時代からといい、それまで日本人は桜の下を惧れていたという。魔性が桜の森のなかで華を咲かす様を描く耽美的…
現状、サブスクなどの配信には一切なく物理メディアもDVDのみとハードルの高い本作だがわざわざ映画館の大きなスクリーンで見るべき映画だと強く感じた
原作が短編小説ということもあり、中盤の首遊びと都で…
『悪霊島』に引き続き、篠田正浩×岩下志麻作品の鑑賞。
坂口安吾の短編小説の映画化ですが、かなり作風の変わった作品で、タイトルからは想像出来ない内容です。
文学的に書くと、ある峠の山賊と、妖…
坂口安吾の原作に負けている。狂気が足りないのだ。「夜叉が池」くらいの華麗さとハッタリがあれば堪能できただろう。富岡多恵子は文学的で「心中天網島」には良い結果を生み出したが、本作には毒気が足りなかった…
>>続きを読む桜はマジで怖いと思っていたのだが、そういえば坂口安吾もそんなことを言っていたな。
首で遊ぶシーンがブルータルかつコミカルで良かった。
ある種の特別な美しさはそのうちに凄惨さを含み込んでいなければなら…