ジャン・ルノワールの観る
優秀な子孫残すには人工授精だと
主張する科学者で欧州大統領候補
のアレクシ博士が子供欲しさに
実験台へと彼に近付く田舎娘ネネ
ットに恋してしまうがの話
ドタバタもありの…
突風シーンでヤギさんが目をシパシパさせてて心配した
アレクシ博士が右京さんみたいだった
ローマの休日パロディ?
お家はルノワール美術館(ルノワールの実家)
面白さはわからなかった…けど南仏の陽光は…
ルノワール史上、最もヘンテコで味わい深い映画だった。主題的には、科学崇拝へのアンチテーゼといつも通りの人間賛歌なのだが、コメディとして観たらおもしろくないし、ヒューマンドラマとして観てもおもしろくな…
>>続きを読む格式高い映画だと思ってたらまあまあゲスくて文春みたいな内容だった。前半の性欲タイフーンが見てて痛すぎる。あんな長い暴風シーンよく撮ったな。でも長すぎておもろないよ。
しかし中盤の自然を切り取ったカッ…
カルヴィーノが言っていた、芸術の価値のひとつとしての軽やかさ、の意味が最近何となくわかってきた気がする。
この映画全体を貫くairyな感触が非常に心地よい。
バロックからロココ、そして印象主義の絵画…
破廉恥喜劇とでも言おうか。
ルノワールの武器“笛”と卑猥が前面に出ている。元学長の言っていた通りな特色が、露骨に現れていた。
人工授精を推進する知識人たちと、田舎の純朴無垢な若者。冒頭は近未来モノ…