夜顔の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『夜顔』に投稿された感想・評価

寿司
4.1

とにかくミシェルピコリの演技がすごい。
アンリの性に対する哲学や人間の矛盾する無意識に対する思考が澱みなく理解でき、かつ説得力を持って聞こえてしまうのは彼のセリフの言い回しがすごいからだと思う。
あ…

>>続きを読む
4.0

ブニュエルの「昼顔」の続編。

昼顔を配信で観てから鑑賞。四半世紀ぶりに観たけど昼顔はやはりすごい。

そんな作品の続編を作ることの許される数少ない映画作家。オリジナルの空気を壊さず、観客のイマジネ…

>>続きを読む
フルコース食べるくだり全部見せなのが最高すぎる。ふとカメラが引いた瞬間ことが始まるのも良い。

オーケストラのコンサート、舞台向きと客席向き(奏者向きとおじさん向き)
おじさんの視線で離れた客席のおばさんを見つけて円状の客席のおじさん方向とおばさん方向
そんな感じで映画が始まって、その後も空間…

>>続きを読む
煙
4.1
雨上がりの濡れたアスファルトが美しく光る。180°切り返した晩餐。長回し。ブニュエルとジャン=クロード・カリエールに捧げられているからニワトリが出てくるのだろうか。こんなニワトリは見たことがない。
miki
4.5
これが昼顔(1967年)の続編らしく、スタッフ·キャストも一新しており、冒頭のドヴォルザークの交響曲第8番よりがストーリーを盛り上げていながら、緩めの会話劇らしさと、70分の静かな表現さが良かったね。

2007年ともなると、カトリーヌ・ドヌーヴじゃあまりに貫禄ありすぎて、性的倒錯があったとしてもギャップがあまりないから(?)、『昼顔』の続きという意味ではビュル・オジェが適任だったと思う。私はブニュ…

>>続きを読む
3.4
これで良いんじゃないの…。ちょっと身につまされた。パリの魅力は勝手にこっちが感じただけ。
reina
3.5
久しぶりのオリヴェイラ。原題と邦題に結構ニュアンスの違いがある。内容としては正直別に今観なくても良い映画だったというか、まだこのような映画を観るには若すぎるのかもしれないとも思った。
S
-
夫の友人と現実または想像のなかで関係を持った女。夫の友人はその女に接触する。

カチャカチャと食器が触れ合う音が戯れのように思えた。

あなたにおすすめの記事