婦系図(おんなけいず)に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『婦系図(おんなけいず)』に投稿された感想・評価

市川雷蔵と万里昌代の悲恋。
しかし一番心に残るのは木暮実千代。
同年公開の号泣映画『瞼の母』に似た役どころだが、ここでも泣かせる。
妾ゆえに長年会えなかった娘(三条魔子)と再会したとき、喜びのあまり…

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odyss

odyssの感想・評価

3.5

【藤村志保のデビュー作】


明治時代が舞台のお話。

主役を演じるのが市川雷蔵。
身寄りがなくスリの仲間をしていた少年(ここは子役)が、帝大教授に拾われて書生として育ててもらい帝大まで卒業させても…

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kotono

kotonoの感想・評価

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とんでもなく良かった、忘れたくない映画。
日本家屋で撮影できるのは日本映画の特権だなと思う。
静岡での惨事はあまりにも不意打ちで驚きつつあのガラス障子にぽっかりと穴が開いている画面が格好良すぎてもう…

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tk33220

tk33220の感想・評価

4.0

徹底的に襖の開け閉めによって重厚なメロドラマを演出しているかと思いきや、水戸光子の放つ縦断によって一瞬で境界が脅かされる様子などが活劇的で素晴らしい。ラストの市川雷蔵が窓を開け放ち、入ってくる風で荷…

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婦系図(1962年公開、大映製作)を観た。婦系図は映画で何作も出ていたため、一番観たかった作品ではなかったよう。

とはいえ、ストーリーは面白く、翻訳家と芸者とのラブストーリー。「私たち何の因果で芸…

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三隅の文学サイドの作品。タイトに80分前後でキメてくるいつもの三隅と違い本作は100分あるうえ、話も結婚と男女にまつわるイザコザという邦画特有の辛気臭い内容で若干退屈してしまったが、DVDジャケのデ…

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lag

lagの感想・評価

4.2
あんなに喜んでいた。どうしてこうなった。去りゆく背中を咎めることなどできない。足を洗っても世間は許してくれない。嵌められても貶められても。意地を通した。梅の花が少しだけ舞っていた。

泉鏡花原作の文字に感じたいや〜な予感は無事回収されて美と苦の奈落に綺麗に落とされた。さすが悲恋と破滅のプロ。
義理と人情が悪作用する中で自分達の美学を貫く夫婦を飾る、湯島天神の靄と白梅の日本画的構図…

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bn

bnの感想・評価

3.5
お嬢さん良い子だった
カラー映画出たてって訳でも無いみたいだけどちぐはぐな感じ。それはそれで良い

●20 9/17&22
『没後五〇年特別企画 市川雷蔵祭('20 9/5〜10/9)』: メトロ劇場
〈′20 5/16&26(特集上映期間: ′20 5/2~29)公開予定だったが、コロナウィルス…

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